高校生活
2023年07月16日
卒業の…言葉
こんにちは。
気付けば、半年ぶりの更新です。
さて、遅ればせながら、娘は、この春に無事高校を卒業いたしました。
3年前、これまで誰も経験したことのない、新型コロナウィルス感染症の出現。その影響をもろに受けた、高校生活でした。
中学までは部活動三昧でしたが、中学卒業式も高校卒業式も中止。部活動も全くできない状態が長く続きました。
いろいろな葛藤があったと思います。恒例だった夏の合宿も中止。目標を見失ったこともあったでしょう。
それでも何とか、明るく無事に、過ごすことができました。少なくとも、親にはそう見えました。陰にはもちろん、苦労があったと思いますが。
そういえば、3月の卒業前に、ふと、こんな言葉をもらいました。
「(自分は病気のことで)大変だったことは無いんだ。お母さんの方がいろいろあったと思う。」
え。…え、ええ?
そんなことないよね。…きっと。
それ、本心かな。あまりにさらっと言われたので、やっぱり素直な気持ち?
でも、もしかして、親に遠慮してる?
泣きそうになったけど、でも、泣いたら、止まらなくなりそうで、それはなんか、今じゃないかと思って。
それで、ぐっと我慢しました。(*´∀`)
ごめん、素直じゃないかも…。
でもでも、これからの長い人生、やっぱりいろいろあると思う。
それを考えると、母は、肯定や否定、喜びや悲しみ等等、そんなに簡単に、軽率には、言葉にできない気がして。
もっとも、こんなエピソードは、今じゃない気がしますが。完全に時期がずれていますね。
まあ、いいか。言葉は、反芻して、熟成して、生み出すものと思っているから。
その割には、浅いなあ、表現力が。
そんなわけで、遅ればせながら、卒業おめでとう。
毎日、母は淡々と、日々を見守るしかできないけれど、もう必要ないと言われるまでは、そうしようと思っています。
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さて、遅ればせながら、娘は、この春に無事高校を卒業いたしました。
3年前、これまで誰も経験したことのない、新型コロナウィルス感染症の出現。その影響をもろに受けた、高校生活でした。
中学までは部活動三昧でしたが、中学卒業式も高校卒業式も中止。部活動も全くできない状態が長く続きました。
いろいろな葛藤があったと思います。恒例だった夏の合宿も中止。目標を見失ったこともあったでしょう。
それでも何とか、明るく無事に、過ごすことができました。少なくとも、親にはそう見えました。陰にはもちろん、苦労があったと思いますが。
そういえば、3月の卒業前に、ふと、こんな言葉をもらいました。
「(自分は病気のことで)大変だったことは無いんだ。お母さんの方がいろいろあったと思う。」
え。…え、ええ?
そんなことないよね。…きっと。
それ、本心かな。あまりにさらっと言われたので、やっぱり素直な気持ち?
でも、もしかして、親に遠慮してる?
泣きそうになったけど、でも、泣いたら、止まらなくなりそうで、それはなんか、今じゃないかと思って。
それで、ぐっと我慢しました。(*´∀`)
ごめん、素直じゃないかも…。
でもでも、これからの長い人生、やっぱりいろいろあると思う。
それを考えると、母は、肯定や否定、喜びや悲しみ等等、そんなに簡単に、軽率には、言葉にできない気がして。
もっとも、こんなエピソードは、今じゃない気がしますが。完全に時期がずれていますね。
まあ、いいか。言葉は、反芻して、熟成して、生み出すものと思っているから。
その割には、浅いなあ、表現力が。
そんなわけで、遅ればせながら、卒業おめでとう。
毎日、母は淡々と、日々を見守るしかできないけれど、もう必要ないと言われるまでは、そうしようと思っています。
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2020年12月31日
成長の傍らで
もうあと少しで、2020年も終わりですね。
今年もまた、いろいろなことがあった1年でした。
娘も高校生になりましたが、新型コロナウィルスの影響で、学校はまともに行けなかったですね。
何よりも、クラブ活動がほとんど出来なかったことが、一番辛かったようです。
そんな中、自主朝練をしたり、夜のランニングをしたりと、自分なりにトレーニングをしていました。
まあ、寒かったり、眠かったり、雨だったりで、もちろん、毎日ではないのですが。
因みに夜のランニングは、中2頃からしていました。
しかしさすがに、女子一人でランニングに行かせるのは怖いので、母が自転車で一緒に走っています。
なぜ自転車かというと、一緒に走ると全く追いつけないからです。
そんなこんなで通り過ぎていく2020年。
そういえば、肝心のインスリン管理、血糖コントロールも、現在は本人に殆ど任せています。
親としては心配なことは多々あるのですが、娘の成長にしたがって、親も少しずつ、身を引かねば、と思うわけです。
「成長」に関して思い出すのは、小学6年頃。ジブリ映画の「耳をすませば」の主題歌、「カントリー・ロード」が、心にしみていました。
ひとりぼっちおそれずに
生きようと夢見てた
さみしさ押し込めて
強い自分を守っていこ
~(中略)
カントリー・ロード
この道ふるさとへ続いても
僕は行かないさ
行けないカントリー・ロード
子の成長を見守る親の心境、決してそういう歌ではないはずですが。一度その視点で聞いてしまうと、もう、そうとしか聞けなくなりました。
そして、高校1年生の今。あまりしっくりくる歌がないので、ちょっと替え歌を作ってみました。
今年大流行の「香水」です。
実は1か月くらい前に作ったのですが、最近はテレビで、この歌の替え歌がずいぶん流行っているようで。何だか、タイミングを逃した感が否めないのですが。まあ、いっか。
夜にさ いきなりさ また走ろうってLINE
君とは もう3年くらい 夜のランニングしている
小さい頃 私達は なんでもできる気がしてた
2人で、あちこち行っては 沢山写真撮ったね
でも 見てよ 今の母を
アラフィフの母を
君の走る背中 その後ろから自転車
なかなか追いつけない
別に 君に勝つわけないけど 横にやっと並ぶと思い出す
君の汗とインスリンの香り 君の頑張るあかし
娘の小さい頃は、まだリブレがありませんでした。
そのため、夜の低血糖が怖く、娘の寝ている布団に潜り込んで、血糖をちょこちょこ測っていました。
今ではそういうこともすっかりなくなって。インスリンのほのかな香りをかぐことも、めっきり減ってしまいましたね。
まあ、時々、夜、寝落ちしている娘に、トレシーバを打っていますが。
皆様、よいお年を!
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今年もまた、いろいろなことがあった1年でした。
娘も高校生になりましたが、新型コロナウィルスの影響で、学校はまともに行けなかったですね。
何よりも、クラブ活動がほとんど出来なかったことが、一番辛かったようです。
そんな中、自主朝練をしたり、夜のランニングをしたりと、自分なりにトレーニングをしていました。
まあ、寒かったり、眠かったり、雨だったりで、もちろん、毎日ではないのですが。
因みに夜のランニングは、中2頃からしていました。
しかしさすがに、女子一人でランニングに行かせるのは怖いので、母が自転車で一緒に走っています。
なぜ自転車かというと、一緒に走ると全く追いつけないからです。
そんなこんなで通り過ぎていく2020年。
そういえば、肝心のインスリン管理、血糖コントロールも、現在は本人に殆ど任せています。
親としては心配なことは多々あるのですが、娘の成長にしたがって、親も少しずつ、身を引かねば、と思うわけです。
「成長」に関して思い出すのは、小学6年頃。ジブリ映画の「耳をすませば」の主題歌、「カントリー・ロード」が、心にしみていました。
ひとりぼっちおそれずに
生きようと夢見てた
さみしさ押し込めて
強い自分を守っていこ
~(中略)
カントリー・ロード
この道ふるさとへ続いても
僕は行かないさ
行けないカントリー・ロード
子の成長を見守る親の心境、決してそういう歌ではないはずですが。一度その視点で聞いてしまうと、もう、そうとしか聞けなくなりました。
そして、高校1年生の今。あまりしっくりくる歌がないので、ちょっと替え歌を作ってみました。
今年大流行の「香水」です。
実は1か月くらい前に作ったのですが、最近はテレビで、この歌の替え歌がずいぶん流行っているようで。何だか、タイミングを逃した感が否めないのですが。まあ、いっか。
夜にさ いきなりさ また走ろうってLINE
君とは もう3年くらい 夜のランニングしている
小さい頃 私達は なんでもできる気がしてた
2人で、あちこち行っては 沢山写真撮ったね
でも 見てよ 今の母を
アラフィフの母を
君の走る背中 その後ろから自転車
なかなか追いつけない
別に 君に勝つわけないけど 横にやっと並ぶと思い出す
君の汗とインスリンの香り 君の頑張るあかし
娘の小さい頃は、まだリブレがありませんでした。
そのため、夜の低血糖が怖く、娘の寝ている布団に潜り込んで、血糖をちょこちょこ測っていました。
今ではそういうこともすっかりなくなって。インスリンのほのかな香りをかぐことも、めっきり減ってしまいましたね。
まあ、時々、夜、寝落ちしている娘に、トレシーバを打っていますが。
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2020年12月06日
新型コロナウィルス雑感
すっかり、ご無沙汰しています。
皆様それぞれ、いろいろと大変な日々をお過ごしではないかと、お察ししております。
実は、ブログ記事を、7月頃更新しようとして、でも、記事が途中で書きかけになっていたことに、先程気づきました。
なんだか、あっという間のこの1年でした。
娘の学校は、3月からずっと休校で、7月から分散登校が始まり、しばらく短縮授業。一旦通常授業に戻りましたが、現在は再び短縮授業となっています。
どこの医療機関もそうですが、自分が勤務する病院でも、感染対策が必須で、普段の何倍もの手間と経費がかかっています。
マスク、フェイスシールドはもちろん、こまめな消毒、手洗い。入院患者さんの当面の個室対応、熱発者の対応。必要時のガウンテクニック。全て、「もしも感染していたら。」という視点で接しなければならないため、常に緊張を強いられています。
実は数か月前、自分の受け持ち患者さんが、初の感染者となりました。直後、保健所指導の下、自分を含める職員及び患者さん等、多くの方々のPCR検査をしましたが、結果は全員陰性。その後は感染者は出ていません。
しかし、今後も、いつ感染者が出てもおかしくない状況ではあります。新型コロナウィルス感染者は増えていますが、元々冬の季節は、ウィルスが活発になる時期、想定内と思われます。(Go To キャンペーンの是非の議論はあると思いますが。)
我々医療従事者も、上記のような、できる対策を継続していくしかないです。
それから、今はいろいろな情報があふれ、しかも、常に変化していますので、よく考えて、正しいものをくみ取り、惑わされないようにしたいですね。
個人的には、山中伸弥先生の新型コロナウィルス情報サイトや、西浦博先生の分析などが、わかりやすくて、的確なものかと思っております。
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なんだか、あっという間のこの1年でした。
娘の学校は、3月からずっと休校で、7月から分散登校が始まり、しばらく短縮授業。一旦通常授業に戻りましたが、現在は再び短縮授業となっています。
どこの医療機関もそうですが、自分が勤務する病院でも、感染対策が必須で、普段の何倍もの手間と経費がかかっています。
マスク、フェイスシールドはもちろん、こまめな消毒、手洗い。入院患者さんの当面の個室対応、熱発者の対応。必要時のガウンテクニック。全て、「もしも感染していたら。」という視点で接しなければならないため、常に緊張を強いられています。
実は数か月前、自分の受け持ち患者さんが、初の感染者となりました。直後、保健所指導の下、自分を含める職員及び患者さん等、多くの方々のPCR検査をしましたが、結果は全員陰性。その後は感染者は出ていません。
しかし、今後も、いつ感染者が出てもおかしくない状況ではあります。新型コロナウィルス感染者は増えていますが、元々冬の季節は、ウィルスが活発になる時期、想定内と思われます。(Go To キャンペーンの是非の議論はあると思いますが。)
我々医療従事者も、上記のような、できる対策を継続していくしかないです。
それから、今はいろいろな情報があふれ、しかも、常に変化していますので、よく考えて、正しいものをくみ取り、惑わされないようにしたいですね。
個人的には、山中伸弥先生の新型コロナウィルス情報サイトや、西浦博先生の分析などが、わかりやすくて、的確なものかと思っております。
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