小学校生活へ向けて

2011年02月18日

小学校への説明

幼稚園生活も、あと1か月となりました。

3学期になってからは、先生が、「お母さんが来なくても、こちらで見るようにします。」と言って下さっています。

ありがたや~、本当に先生には、ただただ感謝です。

ただ、chiro本人が、一人では不安ということもあって、現在は、週に2回ほど、先生にお願いしています。

血糖測定して、その値で、必要に応じて、追加のインスリンを入れるのを一緒にやってもらっています。

しかし、春からはいよいよ1年生。

また新しい環境でのスタートなので、親もちょっとドキドキ。

先日、小学校での新1年生説明会の時、あらかじめ用意した資料を、養護の先生に渡しておきました。

資料は、
chiroの状態についての説明書(A42枚)
「のびのびすくすくまいカルテ」(幼稚園や学校の先生向けに書かれた一般的な説明書)
「小児糖尿病の子どもたち」(大月書店)という本
の3つです。

その資料をもとにお話しをするため、今日、学校に行ってきました。

校長先生、養護の先生、栄養士の先生との面談です。

入学前に、給食の成分表(食品別の量)を教えてほしいこと、昼食前は血糖が下がりやすいので場合によっては補食が必要なこと、などをお話ししました。

食べる量が、初めは分からないので、最初のうちは、親が行った方がいいかなということも…。

学校の先生方は、快く承知してくれました。

そして「お母さんが大変で、申し訳ないですが、それでいいですか?」とも。

幼稚園入園時は、当たり前のように毎日2回は行ってたんだけど…。

さすが、小学校ともなると、「子供の自立」を目指すというコンセプトの元、「学校にいる間は、小学校が責任を持ちます。」という姿勢が感じられました。

しかし、小学生になれば、授業時間がきちんと決まっていて、体育の授業などは運動量も増えるし、いろいろ心配なことが、また増えますね。

でも、幼稚園の時みたいに、いろんなことを経験していって、親も子も成長していくんだろうなあ…?

そして、ポンプの模型をchiroが作ったので、それもお渡ししてきました。


模型1

chiroが空き箱と折り紙で作ったポンプ本体。ほぼ実物大。

模型2

画用紙に、おしりの絵を描いて、刺入部も、紙に貼ってみました。
取り外しもできますよ。
本体は、ビニール袋に入れて、腰のところで固定してあります。
ちなみに、左下にあるのは、はずした時つけるフタです。

見たことない方は、これで少しイメージできるかな?


ゴム付き

過去ログにも載せたけど、普段はこんなゴムにケースをつけて、腰のところで固定しています。




chiro、小学校の先生方にもちゃんと理解してもらって、

学校生活にも早く慣れるといいね。




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2010年12月14日

就学時健診終わりました

もう、ひと月も前の話ですが…。

11月12日、就学時健診に行ってきました。

これは、来年度新一年生となる児童対象の、健康診断です。

chiroも、幼稚園のお友達と一緒に、GO!

学校に着くと、他の保育園幼稚園の年長さん達が、すでに並んで待っていました。

この後、5年生のお兄さんお姉さん達が、マンツーマンで一人ずつ、健診へ連れて行ってくれます。

chiroのお姉ちゃんは5年生なので、「もしかして、お姉ちゃんに当たるかな?」とちょっとドキドキ。

…順番が来てみると、あと10人ほどずれていれば、お姉ちゃんとペアでした。

chiroとペアになってくれたのは、「ももちゃん」という、優しいお姉ちゃん。

健診内容は、内科、眼科、耳鼻科、歯科。その間、親達は、体育館で待機です。

小一時間後、chiroはももちゃんと戻ってきました。

「お母さんより、ももちゃんがいい~!」なんて言われちゃいました。アハハ。

「いろんな先生から、“Kちゃん(chiroのお姉ちゃん)の妹さんだね。”って言われたよ。」
そうだよね~。

さて、この後、親子で先生と面接です。

母「1型糖尿病があります。元気に幼稚園に通っています。でも、給食前に血糖測定などさせていただきたいので、後日また詳しくご相談させてもらっていいですか?」

先生「あ、そうなんですね。分かりました。」

…で、終りになりそうだったので、

母「あ、では、入学が近くなりましたら、こちらからご連絡する形でよろしいのでしょうか?」

先生「あ~、ちょっとお待ちください。」

って、そこで初めて、校長先生にお話しして下さいました。

校長先生は、「保健の先生に話して下さい」と言われたようで、すぐに保健の先生がやってきました。

実は、6月に、chiroの1型のことをお話しした保健のK先生は、介護休暇中で、お休みしています。

やってきたのは若い女性の先生でした。

母「1型糖尿病で、インスリンポンプをしています。運動などの制限はありません。幼稚園では昼食前に血糖測定をしています。学校でもさせていただけますか?」

保健の先生「あ、そうなんですね。」

先生は、1型の子を見るのは初めての様で、ポンプもその場でお見せしました。

とりあえず、この日はそれでおしまいで、次回、2月の新入学児保護者会の後、また詳しくご相談する形になりました。

前任の保健のK先生は、8月頃から介護休暇に入っているので、多分その若い先生は臨時採用ではないでしょうか?

おそらく、来年度には、新しい先生が来るような気がします。

そして、現校長は、今年で5年目。歴代校長で過去に6年以上勤務した方はいないので、こちらもまた新しい校長先生になるように思います。

…ってことは、2月に一回説明して、多分新しい先生にもう一度ってことになるのかな?

保健のK先生が頼りになる方だっただけに、ちょっと残念ですが、まあ、世の中いろいろありますよね。

どんな状況でも、chiroが楽しく学校生活が送れるますように。

これまでと同じように、親としてできることを淡々としていくことになるんだろうな。

健診が終わった子供たちが、校庭で遊ぶ様を見ながら、そんなふうに思った、小春日和の一日でした。





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