2018年04月

2018年04月11日

無理やり食べさせるわけにはいかない

チロリン物語~1型糖尿病とともに~
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最近の、娘のプチマイブームは、「ダイエット」。

まあ、お年頃を考えると、自然かなと思うわけであります。

かくいう母も、学生時代、ダイエット経験者。多くの女子は、この経験があるのではないでしょうか。

娘は現在、世間でよく目にするところの、糖質制限、カロリー制限を行っております。

自己流なので、厳密にしているわけではないのですが。

それで一番の問題は、何といっても「低血糖」

2月には、寝る前血糖値40台~70台という低血糖頻発状態でした。

しかも、補食をしない!「太るから。」と言って。枕元にグルコレスキューを常備していますが、正直心配だらけです

…案の定、大変な事が起こりました。

いつもは朝、自分で起きてくる娘ですが、その日は、なかなか起きてこなかったのです。

しばらく待っても起きてこないので、血糖測定すると、29

いや、この数字でも、普通はレスキューを食べると、いつもはすぐに回復するのです。

しかし、この日はなかなか意識が回復せず、朦朧状態。夜中の低血糖状態が長く続いたためと思われます。
レスキューを口に含ませながら、父、姉、家族総出で見守りました。

グルカゴン注射をするかかなり迷いました。すれば、頭痛や吐き気などの副作用が出てくるだろうし、そうなると、もう学校へは行けないだろうと思ったからです。

結局、グルカゴンは使わず、補食のみで、無事、意識クリアになるまで、約2時間かかりました。レスキュー5~6個+ご飯を食べたと思います。こんなに時間がかかったのは初めてでした。

それからは元気で、少し遅刻したものの、無事に登校

もっとも、本人は、その時のことは全く覚えておらず、「あ~、皆勤賞とりたかったな。」と嘆いておりましたが。(今のところ、その日以外は無遅刻無欠席です。)

ダイエット中は、基礎インスリン量を減らしてはいましたが、この日以降、さらに減らしています。現在、トレシーバをマックス量-8単位です。

先月のHbA1cは、その前の値から-1。糖質制限は血糖コントロールにはてき面の効果があるようです。

ただ、一番心配なのは、それで、正常な発達に影響が出ないかということ。

様々な情報がありますが、糖尿病食においての、糖質制限やカロリー制限については、医学会でも、意見が分かれるところのようで、いまだ結論が出ていないようですね。

しかし、子供の成長は現在進行形です。本人にとって一番いい方法は何か、私自身も模索しております。



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chirorin1gata at 11:10コメント(2)
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