2015年04月
2015年04月21日
新学期の心がまえ
4月、新学期が始まりました。
娘の学校は、2年おきにクラス替え。5年生に進級した今年は、始業式の日にクラス替え発表がありました。
そして、毎年恒例、担任の先生の発表もあります。
また、これも毎年恒例、母は当日、学校に電話をかけて、担任の先生とアポを取ります。
1年間お世話になる担任の先生に、1型のことをご説明するためです。
それから大事なのは、保健の先生へのご連絡。うちの学校は、入学時の保健の先生が育休中のため、毎年先生が変わっております。激しい時には、1年間で3人交替されたことも。
そんなわけで、保健の先生にも、同様にご説明です。
娘の場合、もう、キャリアも長いですし、意識を失わない限り、まず自分で対処できます。(大きくなったもんだ。)
意識を失った経験も、今までないので、そんなに心配はしていません。でも、万が一ということはあるかもしれないので、一応、その時の対応法を先生方には話しておきます。
ただ、学校への説明の際、注意しておくべきと思うことがあります。
「基本は、他のお子さんたちと同様、何でもできます。制限すべき事は何もありません。」
まず、これに尽きると思います。
小学生時に発症された方等は特に、突然それまでの生活がガラリと変わり、戸惑う方が多いかもしれません。
学校側も、多くの場合はきちんと受け入れてくれるのですが、たまに理不尽な話も聞きます。
①「大勢の子供たちをみているので、お一人だけ気にかけるわけにはいきません。」
②「給食前にインスリンを打つのであれば、給食当番は(時間がないので)できませんね。」
③「プールの時は、心配なので、その時間は学校のフェンスのわきで待機していて下さい。」
④「プールの時間は、安全のために、他の子とは違う帽子をかぶって下さい。」
⑤「宿泊活動の際は、同伴して下さい。」
これらは全て、1型の子供たち(の親)が、学校側から言われた言葉です。
全て、ナンセンスな対応です。
上記のように言われたら、私ならこう答えます。
①→風邪でせきが出て体調が悪い子に、声をかけることがあると思います。それと同じです。
②→それなら、給食後にインスリン注射をする方法もあります。
③→水の中でも、普段と同じです。万が一のために、プールバックにグルコレスキューを持参させています。
④→③と同じく、体調が悪ければ、自分でお伝えします。
⑤→宿泊は、幼稚園でも、サマーキャンプでも、問題ありませんでした。(幼稚園時は、近くで待機していたけど。)寝る前に、(低血糖対策のため)血糖測定もしますので、問題ありません。
きちんとサポートしておけば、「何でも普通にできること」それをしっかりお伝えしましょう。
皆様のそれぞれの春、楽しい学校生活が送れますよう、祈っております。
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