2014年12月

2014年12月16日

インスリンの成長期への影響

早いもので、今年も、あと半月。めっきり寒くなってきましたが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

前から気になっていたのですが、インスリン製剤は「成長期」や「思春期」にどのような影響を与えるのでしょうか。

ご存じのとおり、インスリンは成長ホルモン(GH)の分泌を促進します。

また、低血糖になると、体内で成長ホルモン(GH)等のホルモンが出て、血糖を上げようとします。

では、インスリン製剤を使っている場合、インスリンを使いすぎることで、成長ホルモンが過剰に出て、成長を早くすることはないのか…。

でも、患者会のお友達を見ても、皆さんが飛びぬけて体が大きいとか、成長が早いとは思えません。

そこで、先生に聞いてみることにしました。・・・

結論としては、通常はそういうことはないそうです。

なるほど。ただ、母が気になったのは、トレシーバが小児に対しては、安全性については確率されていない、という点です。これまでの使用データが少ないのです。(もちろん、使用してはいけない、ということではありません。念のため。)

そこで、案ずるより産むがやすし、そんなに心配ならと、一旦、ランタスに戻してみました。

…初めは良かったのですが、やはり予想通り、血糖が高めになってきました。その他は特に問題なし。まあ、しょうがないか、とトレシーバに戻しました。

おかげで血糖は一時より乱れています。

いろいろありますが、全ての医薬品、医療は、納得して受けたいもの。

外来ではいつも、先生は忙しそうですが、疑問質問、どんどんお聞きしてしまいましょうね。



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chirorin1gata at 11:11コメント(0)
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