2014年07月

2014年07月15日

アバウトでOK?な学童期

毎日暑い日が続いています

近頃思うのは、幼児期に比べてかなりアバウトな、現在の血糖管理

幼児期には、食べる量、運動量もあまり読めず、インスリン量を決めるのが大変でした。

特に、インスリンポンプを使用していた時期は、0.1単位刻みの調節ができたので、食べ物ごとに細かい設定をしていました。体も小さいので、0.1単位の違いが、影響したりしました。

例えば、幼稚園の頃は、お弁当や給食の主食量を測って、それに合わせてインスリン量を決めたり。

しかし、今では…かなりアバウトです

例えば、小学校入学前に、最も心配していた給食。

1年生のころは、給食室で主食(ご飯)の量を測定してもらいましたが、今では、まったく測らず。

教室で、当番さんによそってもらったものを食べています。

インスリン量の決め方は、とりあえず、母が前日、給食メニューを見て、主食(ご飯等)をチェック。

ちなみに、今はノボラピッド注射なので、0.5単位刻みで調整です。

主食がご飯なら、昼食後のインスリン6.5~7単位。

パンや麺なら、5.5~6単位。

他、6時間まで授業があると帰宅が遅いので、若干甘め(つまり、インスリン少なめ)に設定。

また、おやつは、ゆるいカーボカウントでやっています。

そして、給食前の血糖測定は、本人希望により、ずいぶん前から測定していません。

こんないいかげんでいいのか~?って感じですけど、HbA1c6.0%台後半なので、悪くないようです。

トレシーバがあっているのか、学童期のためか、おそらく、その両方の気がします。

何が言いたいかと言うと、要するに、幼児期にうまくコントロールできなくても、学童期に入ってくると、かなり安定してくる可能性があるということです。

だから、、幼児期のお子さんを持つ親御さんは特に、今、コントロール不良でも、「小学生になれば、もしかして、よくなるかも?」ぐらいに思っていただきたいなあ、と思います。

もちろん、個人差はあって、全ての方にあてはまるわけではないのですが…。

もっとも、うちは、これから思春期を迎えるわけで、コントロールが再び悪化することは、きっと否めないなあ、とも思っています。

さて、どうなる事やら、とりあえず学童期の真っただ中の、中間報告でした



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2014年07月11日

1型糖尿病のガイドライン改訂

皆様、しばらくぶりでございます

関東では、台風が過ぎ去り、一気に猛暑が来た感じです。暑い~です

さて、今回は、この間、たまたま職場で見かけた、医療系新聞で見かけた話題です。

先月、米国糖尿病学会は、学術集会で、1型糖尿病のガイドラインの改訂を発表したそうです。

今回の改訂のポイントは、18歳未満のすべての小児の血糖管理目標値を「HbA1c7.5%未満を維持するよう努める」としたこと。

これまでは、6歳未満では、HbA1c8.5%未満、6~12歳では、HbA1c8.0%未満、13歳以上では、HbA1c7.5%未満と、年齢別に細分化した目標値を推奨していました。

今まで、幼少期のHbA1c目標値を高めに設定していたのは、小児期の重篤な低血糖反復発作等の報告があったからだそうです。ただ、その後の研究から、早期から血糖管理することで、合併症のリスクが減らせることが分かってきたそうです

ちなみに、小児期の目標値を、HbA1c7.5%未満とする推奨は、すでに国際小児思春期糖尿病学会等が示していたそうです。

ただ、この数字はあくまで目標値であって、個々人の状態に合わせて考えるべきと、学会は示しています。

…そうだな、うちの場合も、幼児期は、高めで推移。1~6歳を、HbA1c7.5%未満なんて、低血糖を1日のうち数回出す覚悟で挑まないと、無理な数字だわ~。あな、おそろし…。

でも、学童期となった今は、一応、目標値はクリアできています

目標値はなるべく低めに、とは思いますが、日々の生活を危険なく過ごすことがやはり重要。

目標値は頭の片隅にとどめつつ、日々の生活を楽しみたいものです…。



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