2013年10月

2013年10月09日

サマーキャンプの功罪

さて、遅ればせながら、キャンプの話

今年も、患者会のサマーキャンプに参加しました。

chiroの患者会では、小学校1年生から参加可能なので、3年生の今年は3回目。

今年こそは、下級生が来るよ~、って、お世話好きなchiroは楽しみにしていたのに…。

残念、今年も最下級生でした

小さいお友達も会のメンバーにはいらっしゃるのですが、キャンプ参加までは、なかなか勇気が出ないようです。

まあ、うちは、1歳発症で、キャンプ参加までに6年待って、
「やっと参加できる~!」との思いで参加していますが、発症したてのお子さんは、なかなかそうもいかないのかもしれませんね…。

今年のキャンプでも、楽しい思い出がたくさんできたようです

chiroは、マンツーマンで付いてくれた看護学生さんにすっかりお世話になり、今でも文通しています。

そして、多くのお友達と生活を共にしたおかげか、血糖値とインスリン量、全てを、自分で記録してくれるようになりました

今までは、めんどくさい~、と親任せ(ポンプだと、機械に履歴が残りますしね)だったのですが

これは素晴らしい、キャンプの成果だと、母は思っています


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しかし、楽しい思い出がたくさんできた一方、やはり大変なことも。

うちは、キャンプから帰宅した日は、必ず、chiroは「不機嫌」になります。

楽しかった日々とお友達とのお別れをするさみしさもあると思うのですが、親元を離れての数日、やはりいろいろ我慢することもあるのかもしれません。

「キャンプの間、他のお友達の面倒を見たり、勉強会では積極的に発言してくれたりと、とても頼もしかったです!」と、いつも、参加した学生さん達がほめてくれます。

でも、その分、どこかで頑張りすぎているのかもしれません。

他のお子さんとたちの話を聞くと、それぞれやはりキャンプへの思いはあるようで、帰宅後は、それまでと違う行動が見られることがあるようです。

でも、そうしてそれぞれ成長していくんだろうなあ、と思います。

キャンプの後、もう一つ、大きく変わったこと。

再び、chiroは、本人の希望で、ポンプではなく、インスリン注射になりました。

キャンプでは、圧倒的にポンプより、注射の方が多いので、おそらく注射にしたくなったのでしょう。

実は、小学校1年生時、同じことがあり、キャンプの後4か月ほど注射で過ごしました。

しかし、血糖コントロール不良になり、冬からは、ポンプに戻したのです。

以来、2年ぶりの注射です。

今のところ、コントロールはまずまずいいので、このままいけばいいのですが…。

当然、外食などしても、人目など全然気にせず、平気でお腹に注射しています。

キャンプでお友達と生活した数日、いろいろなことを感じ、乗り越えて、この体験が今後も大きな財産になるといいなあと、ひそかに祈りつつ、徒然の日々をまた見守っています。


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