2013年03月
2013年03月31日
小学1~2年生のまとめ
皆様、お久しぶりです。
今年の桜は早く、東京は満開を迎えています。
chiroも、2年生を終え、春休みの真っ最中。
来月からは、いよいよ3年生です。
そこで、小学校入学からの2年間の出来事を、簡単にまとめたいと思います。
入学前のお子さんに、少しでも参考になればと思います。
2011年4月、入学当初は、主食の重量を給食室で測定してもらい、それに合わせてインスリンを注入していました。
例えば、「本日の給食のわかめご飯は、50gでインスリン1.5単位でお願いします。」
と、連絡帳に毎日書いて、提出していました。
朝、それを見た担任の先生は、給食室に連絡。そこでご飯を測ってもらって、給食の時、持ってきてもらうという塩梅です。
血糖は、給食前に自分で保健室で測り、血糖値に合わせて、高い時は、食べる前に追加インスリン注入していました。
そして、食後に、食べた量に合わせてインスリン注入です。
ちなみに、インスリン量は、名札の裏にメモ書きにして、入れておきました。
こうすると、いちいち連絡帳を出して確認せずに済むからです。
まあ、初めのうちは、インスリンの入れ忘れ、量の入れ間違い、ポンプの刺入部が外れる等のトラブルはありましたが、だんだん落ち着きました。
お友達は、知っている子は知っていて、保健室に行く時、「あ~、chi~ちゃん、注射?」と普通に声を掛けられていました。でも、本人も全く気にせず、極めて日常の風景でした。
まあ、でも、「インスリンイヤイヤ期」は時々やってくるわけで。
5月頃、インスリン注射もポンプも嫌がり、何もせずにいたこともあります。幼稚園の時もありましたが、そんな時は、うちは、本人の気持ちを聞いて、自然に任せて見守っています。
血糖はもちろん上がってきますが、体が分かっていて、最後は必ずポンプを付けてくれます。(すみません、これは、うちのやり方なので、皆さんそれぞれの対処の仕方があると思います。)
7月。この頃は比較的血糖も安定。
そんな折、プール開始前に、「水泳帽」の問題が。
患者会の先輩達からもよく聞く話ですが、水泳中に何かあったら大変、という学校側の配慮で、皆と違う色の帽子をかぶるよう提案されました。
これは、必要のないことを説明したら、あっさり納得していただけました。よかった。
8月。初めての患者会キャンプです。
chiroの様子には、とても楽しかったのが反面、ちょっとさびしかったのかな?と思わせる一面もありました。
でも、「来年も絶対行く!」と言ってくれたし、何よりもインスリンを使っている沢山のお友達と一緒に過ごせたのは、貴重な体験でした。
9月。キャンプのお友達が注射が多かったからでしょうか。
突然、chiroが、「ポンプより注射がいい。」と、言いだしました。
そこで、注射に切り替えました。
体育の時、男子に「あれ、もう機械付けていないの?」と言われて、嬉しかったようです。
ただ、残念なことに、血糖コントロールが不良となり、12月にふたたびポンプに戻しました。
2012年4月。2年生になりました。
やはり、chiroはポンプが不満そうでしたが、外来で「スキンズ」(ポンプに貼るシール)をもらって、ちょっと気分を盛り上げることができました。
担任の先生のご指導で、給食はいつも完食。この頃は、自分で連絡帳を書く余裕も出てきました。
7月。iPro2(CGM)を装着。痛いのを頑張ったのに、何故かデータが出てこず、あえなく失敗。あ~残念。
8月。患者会キャンプ2回目。この年は、新1年生がおらず、chiro達2年生4人が最年少だったそうで、お世話好きのchiroは、ちょっとがっかりしていました。
来年度は、1年生が来てくれるといいね。
chiroは、「1型が治っちゃうと、キャンプがなくなっちゃうので、まだ治んなくていい~。」と言うほど、楽しかったようです。
10月。給食をいっぱい食べれるので、重量は測らずに、皆と同じに、教室で配ぜんしてもらうことにしました。
これで、毎日書いていた連絡帳も、提出せずに済むようになりました!
インスリン量だけ、連絡帳に、本人に分かるように数値だけ書いておきます。
ところで、10月半ば、chiroは給食当番でした。
「当番は忙しいので、血糖を測る暇がないよ。だから当番の時は、血糖測定なしにしたい。」
と、chiroの提案がありました。
当番は1週間なので、まあ、いいよ、と許可しました。
…で、そのころからずっと、昼食前の血糖測定はしていません。
「だって、めんどくさいんだも~ん!」と言われてしまって。
その代わり、帰宅時は大体測ってますけどね。
まあ、特に大きな問題がなかったので、ずっとそれでやってきました。
12月初旬、それまでは、昼食後インスリン注入していたのに、4時間目の終わりごろに、先に注入していることが発覚!(ポンプの注入履歴を見ればわかります。)
母「え~、給食前で、低血糖になっていない?」
chiro「え~、別に、大丈夫だよ。だって給食の準備が始まると、忙しいから。」
お~、大胆だな~。だって、昼食30分くらい前に、インスリン入っているよ!
ま、でも、本人が、いいって言ってるんなら、まあいいか…。
というわけで、現在に至ります。
学校では、大きな問題もなく、この2年間過ごせました。
さて、来年度から、ギャングエイジと言われる、中学年。
給食の量もちょっぴり多くなり、運動量も増えてきます。血糖コントロール、お友達への説明等々、いろいろなことがありそうですが、またまた、焦らず、ゆっくり、見守っていこうと思います。
にほんブログ村
(↑ランキング参加中。クリックして下さるとうれしいです。)
今年の桜は早く、東京は満開を迎えています。
chiroも、2年生を終え、春休みの真っ最中。
来月からは、いよいよ3年生です。
そこで、小学校入学からの2年間の出来事を、簡単にまとめたいと思います。
入学前のお子さんに、少しでも参考になればと思います。
2011年4月、入学当初は、主食の重量を給食室で測定してもらい、それに合わせてインスリンを注入していました。
例えば、「本日の給食のわかめご飯は、50gでインスリン1.5単位でお願いします。」
と、連絡帳に毎日書いて、提出していました。
朝、それを見た担任の先生は、給食室に連絡。そこでご飯を測ってもらって、給食の時、持ってきてもらうという塩梅です。
血糖は、給食前に自分で保健室で測り、血糖値に合わせて、高い時は、食べる前に追加インスリン注入していました。
そして、食後に、食べた量に合わせてインスリン注入です。
ちなみに、インスリン量は、名札の裏にメモ書きにして、入れておきました。
こうすると、いちいち連絡帳を出して確認せずに済むからです。
まあ、初めのうちは、インスリンの入れ忘れ、量の入れ間違い、ポンプの刺入部が外れる等のトラブルはありましたが、だんだん落ち着きました。
お友達は、知っている子は知っていて、保健室に行く時、「あ~、chi~ちゃん、注射?」と普通に声を掛けられていました。でも、本人も全く気にせず、極めて日常の風景でした。
まあ、でも、「インスリンイヤイヤ期」は時々やってくるわけで。
5月頃、インスリン注射もポンプも嫌がり、何もせずにいたこともあります。幼稚園の時もありましたが、そんな時は、うちは、本人の気持ちを聞いて、自然に任せて見守っています。
血糖はもちろん上がってきますが、体が分かっていて、最後は必ずポンプを付けてくれます。(すみません、これは、うちのやり方なので、皆さんそれぞれの対処の仕方があると思います。)
7月。この頃は比較的血糖も安定。
そんな折、プール開始前に、「水泳帽」の問題が。
患者会の先輩達からもよく聞く話ですが、水泳中に何かあったら大変、という学校側の配慮で、皆と違う色の帽子をかぶるよう提案されました。
これは、必要のないことを説明したら、あっさり納得していただけました。よかった。
8月。初めての患者会キャンプです。
chiroの様子には、とても楽しかったのが反面、ちょっとさびしかったのかな?と思わせる一面もありました。
でも、「来年も絶対行く!」と言ってくれたし、何よりもインスリンを使っている沢山のお友達と一緒に過ごせたのは、貴重な体験でした。
9月。キャンプのお友達が注射が多かったからでしょうか。
突然、chiroが、「ポンプより注射がいい。」と、言いだしました。
そこで、注射に切り替えました。
体育の時、男子に「あれ、もう機械付けていないの?」と言われて、嬉しかったようです。
ただ、残念なことに、血糖コントロールが不良となり、12月にふたたびポンプに戻しました。
2012年4月。2年生になりました。
やはり、chiroはポンプが不満そうでしたが、外来で「スキンズ」(ポンプに貼るシール)をもらって、ちょっと気分を盛り上げることができました。
担任の先生のご指導で、給食はいつも完食。この頃は、自分で連絡帳を書く余裕も出てきました。
7月。iPro2(CGM)を装着。痛いのを頑張ったのに、何故かデータが出てこず、あえなく失敗。あ~残念。
8月。患者会キャンプ2回目。この年は、新1年生がおらず、chiro達2年生4人が最年少だったそうで、お世話好きのchiroは、ちょっとがっかりしていました。
来年度は、1年生が来てくれるといいね。
chiroは、「1型が治っちゃうと、キャンプがなくなっちゃうので、まだ治んなくていい~。」と言うほど、楽しかったようです。
10月。給食をいっぱい食べれるので、重量は測らずに、皆と同じに、教室で配ぜんしてもらうことにしました。
これで、毎日書いていた連絡帳も、提出せずに済むようになりました!
インスリン量だけ、連絡帳に、本人に分かるように数値だけ書いておきます。
ところで、10月半ば、chiroは給食当番でした。
「当番は忙しいので、血糖を測る暇がないよ。だから当番の時は、血糖測定なしにしたい。」
と、chiroの提案がありました。
当番は1週間なので、まあ、いいよ、と許可しました。
…で、そのころからずっと、昼食前の血糖測定はしていません。
「だって、めんどくさいんだも~ん!」と言われてしまって。
その代わり、帰宅時は大体測ってますけどね。
まあ、特に大きな問題がなかったので、ずっとそれでやってきました。
12月初旬、それまでは、昼食後インスリン注入していたのに、4時間目の終わりごろに、先に注入していることが発覚!(ポンプの注入履歴を見ればわかります。)
母「え~、給食前で、低血糖になっていない?」
chiro「え~、別に、大丈夫だよ。だって給食の準備が始まると、忙しいから。」
お~、大胆だな~。だって、昼食30分くらい前に、インスリン入っているよ!
ま、でも、本人が、いいって言ってるんなら、まあいいか…。
というわけで、現在に至ります。
学校では、大きな問題もなく、この2年間過ごせました。
さて、来年度から、ギャングエイジと言われる、中学年。
給食の量もちょっぴり多くなり、運動量も増えてきます。血糖コントロール、お友達への説明等々、いろいろなことがありそうですが、またまた、焦らず、ゆっくり、見守っていこうと思います。
にほんブログ村
(↑ランキング参加中。クリックして下さるとうれしいです。)