2011年04月

2011年04月20日

ザ・給食

さて、4月13日から、いよいよ給食が始まっております。

うちでは、ご飯100gを基本に、インスリンの単位を決めていたわけですが…。

学校では、当然、給食当番がご飯をよそいます。

ってことは、100gなんて測れないかなあ…?

栄養士の先生にご相談したら、chiroの分だけ、前もって測って用意してくれるとのこと。

アレルギーのお子さんは、そうやって特別食を用意するそうで、chiroだけの対応ではないとのことでした。

というわけで、ご飯や麺類の主食のみ、重量測定してもらうことにしました。

低学年用のご飯は、60g/食だそうです。

思ったより少ないなあ。
chiroは幼稚園の時は昼食は100g、食べていました。

小学校では、主食を減らして、副食をいっぱい食べてもらう方針なんだそうです。ふむふむ、なるほど~。

初日は母も、給食時間に学校へ行ってみました。

1年生もかわいい割ぽう着姿で、配膳をしています。

初日の給食は、定番のカレーライス。

chiroのご飯は、100gにしてもらって完食!

でも、あとで聞いたら多かったとのこと。

次から、みんなと同じの60gでやっています。

インスリン量は、母が毎日、給食メニューの成分表とにらめっこして決めます。

インスリン量を書いたメモを、chiroが見て、自分で食後に入れます。

教室で、ちょちょいのちょいっとボタンを押すchiroを見て、先生はすっかり感心。

「本当になんでもないことなんですねえ~。」

そうで~す!

とりあえず、おかわりはしなさそうなので、こんな感じで行こうと思います。

おかずを食べるかが一番の心配でしたが、ほとんど食べているようです。すごいぞ、chiro!

周りのお友達に、ポンプのことを「それ何?」

と聞かれることもあるようですが、自分なりに答えている様子。

保健室へ向かうchiroに、お友達が
「chi~ちゃん、どこ行くの? あ、注射?」と声をかけていました。

とっても自然です。

そう、なんてことないです。

ドッキドキの1年生、みんなキラキラしています。


給食


…でも、慣れない環境に、実は母の方に失敗もちらほら…。

次回、また記事にアップします~!




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2011年04月15日

一年生!

4月6日、暖かな日差しの中で、chiroは入学式を迎えました。

今日から、新しい生活が始まります。

入学式

ドキドキワクワクの小学校生活、chiroはとっても楽しみにしています。

式の後は、幼稚園に行って、ランドセル姿を先生に見せてきました。

その後、速攻で学校に戻って、早速担任の先生と養護の先生とお話です。

基本的に、みんなと同じようになんでもできること、ただ低血糖の時補食をすることと、血糖測定、インスリン注入が必要なことをお話ししました。

そして、chiroは、教室で血糖測定をしたがっていることも、お伝えしました。

そう、chiroにとってはそれが当たり前のことだから。

何も特別なことではないんですよね。

ただ、一年生になったばかりでは、他のお子さんも落ち着かないため、初めは保健室で測定することに決めました。

さて、どうなることやら…。

ピッカピカの一年生の開始です!

入学式桜2





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2011年04月01日

卒園しました

去る3月19日、chiroは無事に卒園式を迎えることができました。


      

いろいろなことがあった3年間でした。

3年前、1型が原因で、入園を断られそうになったこと。

先生方のご理解をいただき、入園が決まったこと。

給食が始まって、母は2回/日、血糖測定とインスリン注入に通いました。

時々は祖父母に手伝ってもらいながら…。

初めの頃は、給食も弁当も手をつけず、午後に低血糖で青ざめた顔で帰宅することもしばしば。

先生方にもご迷惑をかけました。

夏はプールが始まり、ポンプの付け外しのために、母は4回/日、園に通ったこともありましたっけ。

遠足などで遠出する時、小さいうちは、母は必ずこっそりついて行きました。

運動会では、インスリンの調節が難しく、昼食前はどうしても低血糖になっていたね。母は、いつもはらはらしながら見ていました。

いろいろわかってきた年中の頃、ポンプがイヤだと言って泣き、ポンプをつけずに、注射もしないで登園したこともあります。

それでも、少しずつ、確実に成長していくchiroを見て、母はとても励まされました。

そして、何よりも先生方のご協力のおかげで、全ての行事に、みんなと同じように参加することができました。

本当に感謝しています。

そして、

2011年、2月卒業間近で、chiroは自分から言いました。

「お母さん、もう血糖見に来なくていいよ。一人でできるから。」

…母は、平静を装っていましたが、静かに一人で感激していたよ。

3月からは、母は園に行かずに、chiroは先生に見守られながら、全部一人でやれました。

母も思いがけず、卒業証書をもらえたみたいで、感無量です。

卒園式では、“3年間がんばった”証しの「お祝い賞」というものを、年長代表でもらいました。

卒園式



これから幼稚園、保育園生活を送る、全ての1型糖尿病の子供たちへ。

みんなも元気で園へ通うことができますように。

楽しい園生活が送れますように。

そして、素敵なお兄さん、お姉さんになれますように。

chiro母は、きっとそうなるって信じています。


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