チロリン物語～１型糖尿病とともに～

５月２３日、第３回患者会の遠足がありました。

場所は、野田の清水公園。アスレチックができる、広ーい公園です！

chiroはとっても楽しみにしていたんだけど…。

９時頃から雨が降ってきました。

みんな来るのかなあ？

うちだけだったらどうしよう？

なーんて、お姉ちゃんとchiroは心配していましたが…。

行ってみると、沢山の方たちがいらしていました。

あー、よかった。

あいにくの雨なので、アスレチックはできないけど、敷地内の集会所で遊ぼうってことで、みんなで移動～。

歩いて行くと、雨の中に、古ーいお屋敷（？）が一軒。

chiro「龍馬の家みた～い！」
（大河ドラマの坂本龍馬の家みたいに、昔風の家ってっことです）

あはは～、そうだね。




中に入って、早速、折り紙を取り出す女の子たち。

男の子軍団は、奥のほうで、持ってきたカードゲームを始めたよ。

この後は、自己紹介をして、みんなでゲームをしました！




４チームに分かれて、各々が米袋をかぶって脱ぎ、次の人に渡していくリレーです。

画面中央に、茶色の米袋をかぶっている人が二人、見えるかなあ？

お次は、お玉レース。ピンポン玉をお玉でリレーします。

みんながんばれ～！

その後しばらくして、昼食タイム。

お昼ご飯のあとは、子供たちは部屋の中で鬼ごっこ（？）で大騒ぎ（障子やふすま、破けなかった？）、親たちは、楽しくおしゃべり～。

「夜中の低血糖、補食どうしてる？」

「学校への説明はどうした？」等々、話題は尽きません。

その後、お母さん達が用意してくれたおやつをもらって、子供たちもご機嫌～。

R君のお顔についているのは、「ハーフボール」っていう、おもちゃ。

真ん中をへこませて置いておくと、ひとりでにジャンプするんだよ。

Yちゃんママが見つけてきたんだって、面白～い！

その後、近くの、キッコーマンしょうゆ工場へ、行きました！



この醤油ビン、よく見かけるよね。

ここで知ったんだけど、さっきの清水公園内の集会所、キッコーマン醤油創業者の実際のおうちなんだって～

そうとは知らず、みんなでドッタンバッタン、走り回ってしまいました。

壊れなかったかな？



女の子５人組で、仲良く「しょうゆソフトクリーム」を食べました。

アイスもしたたる、いいオンナでしょ？

最後に、しょうゆ工場から、１本/人ずつ、お醤油のお土産をもらいました。入場料もタダだったのに、嬉し～い！

皆さん、とっても楽しかったです。

ありがとうございましたっ！

５月１９日に検診に行ってまいりました。

HbA1cは、前回よりちょっと上がって、７％台前半。

朝食後１時間値と、夜中０時付近の血糖が、３００台が出るようになってきていたので、まあ、仕方ないかな～。

これは、chiroの成長に伴い、インスリンを増やしていくしかないかな、といったところです。

その他、暑くなってきたので、装着部が剥がれ易いことも、原因の一つですね。

剥がれて気付かないと、たちまち高血糖ですから。

…でも、全体的には、４００台は少ないし、先生には、「結構いいですよ。」と言われました。

…この日は、chiroは、久しぶりにお友達のNちゃんと会えて、とっても嬉しそうでした。

病院って、一人で来ると待つ時間も長くて、つまんな～いんだけど、お友達と会えるだけで、とっても楽しいんだよね。

それから、初めて会った２歳のAちゃん、ポシェットにCSIIを入れていたっけ。

すぐに仲良くなって、折り紙を作ってあげました。

この次は、遠足があるよ。

またみんなで、遊ぼうね。



先日の患者会で、Kさんにいただきました。

ハワイに売っていた、ブドウ糖タブレットだそうです。

ラズベリー風味でおいしそう

パッケージもかわいいし、おしゃれ～、ですね。



勿体なくて、まだ食べてません
えへへ

Special thanksでした！

近頃の血糖は、まずまず落ち着いてはいますが・・・。

たまに、お目見えする高血糖。

高血糖の理由はいろいろあるものの、

chiroの場合、最大原因のひとつは、

ポンプ装着部が剥がれる、ということ。

暑くなってくると、汗もかきやすく、自然、剥がれやすくなってきます。

血糖測定して理由もなく300～400だと、　ん？？？

あわてて、装着部を確認すると、

「あ～剥がれてる～！！」なんてことが時々。

本人も気がつかないんですよね。



…前々から気になっていたので、先日の「患者会勉強会」に来ていた、メドトロニック社の方に質問してみました。

母「ポンプはとても良い機器ですが、剥がれているのに気がつかないと、たちまち高血糖です。その辺をうまく改良できないですかね～？」

メドさん「ええ、そうですね。しかし、その場合、装着部にセンサーを付けるってことになりまして…。その部分が大きくなってしまいます。その辺は、CGMS（持続血糖測定器）で、血糖をモニタリングしてもらうと、いいかと思います。…すみません。」

ってなお返事でした。

はあ、残念。

もちろん、もう少しchiroが成長すれば、剥がれてるって自分で分かるようになるんでしょうけどね。

CGMSは、chiroのかかりつけの病院では、入院すれば装着が可能らしいです。

一度、24時間の血糖の推移をみると、きっと、治療の参考になりますね。

まだ、外来患者は使えませんけど。

将来は、CSIIとCGMSが一体化すると思うので、大いに期待したいですね。