2009年07月

2009年07月30日

5歳の神様

7月ももう終わり。

chiroは、5歳になりました。

そういえば、1歳になったばかりの8月に、発病して入院。

ということは、1型糖尿病歴は、丁度5-1=4で、4年。

なんだか、わかりやすいね。ウサギ


この一年、幼稚園へ行っていろんなことを経験させてもらいました。キラキラ

chiroは、砂漠の砂が水を吸うように、いっぱいいっぱいたくさんの事を、毎日吸収しています。

皆さん、本当にありがとう。


クローバー
「5歳」と聞いて、母が真っ先に思い出すのは、
「崖の上のポニョ」の、宗介君。

ポニョの全てを受け止め、リサを理解し、フジモトにも心を配る、強い心をもった、それでいてゆったりとしている、素敵な男の子です。

宮崎駿監督によると、
「5歳はまだ神に属していてこの世の男(人間)にはなりきらない最後の年齢」だそうです。

うん、そうかもしれない。

5歳を過ぎると、人間社会の道理がわかるようになり、だんだん社会の一員として過ごすようになっていくのでしょう。

だとすると、これからの1年は、とっても貴重だよ。
なんだか、わくわくするね。ハート

そういえば、さだまさし氏も、こんな歌を昔唄っていました。

“むかし子供達は 夢の実る木だったよ
すり傷だらけでいつも かみさまのとなりにいた”


我が家の神様は、現在プリキュアにはまっているけれど。汗

この前、道端で死んでいたトカゲを土に埋めて、お墓を作ったね。

お花をお供えしてあげる優しい君は、やっぱり、“神様”だね。


さださんの曲はこう続きます。

   ”がんばれ がんばれ 今の子供達
           明日 天気にしておくれ”

そうだなあ。
大人たちも、がんばらなきゃね。


参考:・「折り返し点」宮崎駿 岩波書店
    ・さだまさし「むかし子供たちは」





人気ブログランキングへ

にほんブログ村 病気ブログ 小児糖尿病(1型糖尿病)へ
にほんブログ村

(↑ランキング参加中。クリックして下さるとうれしいです。)





2009年07月24日

7月検診~やっぱりニプロは少ない?!

22日は検診日でした。
今回は、HbA1cは大幅にアップして、8.0%台へ突入汗
ふえ~ん悲しい

今回の敗因は、
1)朝9時頃と、夜0時頃の300台の血糖がうまく是正できなかったこと。
2)7/13日頃からポンプのトラブル等で、高血糖が続いたこと。
等があげられるでしょうか。

最近は、基礎インスリン量を大幅に増やして、何とか下がりつつありますが。

それから、U先生によると、
「何らかの原因で高血糖になると、高血糖自体がインスリンの効きを悪くする。」そうです。

ふ~む、確かに、一時高血糖になると、その後はなかなか下がりにくくなることが時々ありますね。

対策としてはやはり、
「基礎インスリンを上げて、血糖が下がってきたらまた基礎を下げる。」だそうです。

この調節が、なかなか計算通りにいかなくて、苦労しますが汗
また、試行錯誤、いろいろやってみます。

さて、今回は他に、血糖測定器のことで、先生にご相談。

前回の検診日に、ワンタッチウルトラビューを使用することになっていたのですが、chiroが前に使っていた、ニプロフリースタイルキッセイは、何といっても、血液量が少なくて済みます。

こんな感じです。
eeeb6eaf.jpg
59858e05.jpg

ニプロの血液量。
0.3μℓで済むよハート




そして、
d261aea2.jpg
447b4c9d.jpg

ワンタッチウルトラビューの血液量。
1.0μℓ必要です。






「数字より、写真にしたら、先生もわかりやすいかもね。」と、上の写真をチロパパが作ってくれました。(特別出演、チロパパの指汗

この写真(実際の物は、手首まで写っているもっと大きなもの)をU先生にお見せしたところ、
「お父さん、すごいね。この写真もらえますか?」と、すっかりお気に召した様子。

入院しても、血糖測定は看護師さんがするので、こんな写真は先生にとっても貴重かも。

というわけで、
母「ニプロの測定器を使いたいので、センサー(測定チップ)をそれに戻して頂きたいのですが。」と言うと、
先生「はい、大丈夫ですよ。フリースタイルは、出せることになりましたから。」
とあっさり。

やった~ドキドキ小、よかったね、chiro笑顔

血の量は少ない方が、やっぱりchiroにとっても、ミスする確率が減るもんね。

まあ、もともと採用になってたみたいなので、写真を作って切実に訴えなくても、出してもらえたかもしれないんだけどね。ウインク

ちなみに、ワンタッチウルトラの方も、表示がきれいで見やすいし、こっちの方がいいよ、って方も沢山いると思います。

測定器もいろいろあって、それぞれウリにしているところが違います。
(車選びみたいだね。)

自分にうまく合ったものを使えるといいですね。音符


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 病気ブログ 小児糖尿病(1型糖尿病)へ
にほんブログ村

(↑ランキング参加中。クリックして下さるとうれしいです。)


2009年07月19日

高血糖の理由

ここ数日、血糖が高いです。
いつも通りインスリンを入れても、300台はざら。ドクロ

…どうやら、ポンプのトラブルだけが原因ではなさそう。

chiroは元々、インスリン抗体が高いのですが、それが増えたのではないか、とチロパパが推測しています。

インスリン抗体が高いと、入れたインスリンが十分効きません。

例えば、インスリンを1単位入れたとしても、0.5単位くらいしか効いてないとか…。

そういうこと、時々あります。
ある日突然、血糖が高めになるんです。

でも、本人は300~400台でも、結構平気なんですけどね。ペンギン

…というわけで、

昨日から、基礎インスリン量を終日0.1単位/時間ずつ、アップしました。

それで、昨日はまずまず、いい感じ。笑顔

このまま行ってくれるといいのですが…。ダッシュね。



人気ブログランキングへ

にほんブログ村 病気ブログ 小児糖尿病(1型糖尿病)へ
にほんブログ村

(↑ランキング参加中。クリックして下さるとうれしいです。)


2009年07月17日

高血糖ヅイテマス

関東地方は梅雨も明け、本格的な夏が到来しています。
とにかく、暑い!汗

しかし、今日は久しぶりの雨で、ちょっとばかり涼しくなりました。雨


chiroも、夏休みに突入。
7月13日が、終園式でした。
この日は、母はお仕事。
祖父母に対応をお願いします。

この日は、起床時222。いつもより高めです。
そして、登園前412。久々の400台です。
でも、本人はいたって元気。
インスリンをボーラスして、元気に登園しました。

さて、12時すぎの、帰宅時血糖410。
う~ん、なぜか高い。汗
でも、元気はいっぱいです。
お昼ごはんもたくさん食べました。

母が帰宅したのが、いつもより少し早めの14時。
この時点でも、お部屋で走り回って元気。

しかし、少しすると、
「頭痛い。」と言い出しました。

ソファに寝っ転がってごろごろしはじめます。

血糖測定すると、Hiの表示。(血糖500以上になると、測定不能で「Hi」という表示になります。)

おっと。アウトアウトアウト

あれ?これは変だよ。

ポンプに異常がないか確かめます。

チューブを辿っていくと…。

…、あ。

皮膚への接続部分がちょっとだけゆるく、カチッとはまっていませんでした。

原因はこれでした。

暑いので、かゆくて接続部に手が行ってしまったのか、何かの拍子に(例えば、トイレの時など)接続部に触れて、ゆるくなっていたのか、よくわかりませんが。
こんなことは、本当にめったにない、初めてのことです。
でも、考えてみると、いつあってもおかしくないことかも。ドクロ

さて、でも、いつこうなったんだろう。
昼ごはんの前にこうなっていたとしたら、昼食分のインスリンは全然入っていなくて、こりゃあ、相当高血糖だわっ。ショック

とりあえず、その後は、インスリンを1.1~1.2ずつボーラスしながら、30分おきに血糖測定です。
念のために、針も差し替えました。こちらは異常はなかったようです。

この間、chiroは、ベッドに寝そべりながら、
「吐きそう…。」と、ゲーゲーしています。(結局吐かなかったんだけど。)

1時間ちょっとそんな調子でしたが、突然、すっくと立ち上がって、元気にしゃべり始めました。

ああ~、よかった。悲しい
血糖ようやく下がってきたよ。

低血糖も嫌だけど、ひどい高血糖も本当に嫌だね。

でも、それが治ると不思議なくらい元通り。
元気元気、になります。



クローバー
実は、14日の夜から15日の朝にかけても、高血糖が続きました。

こちらの原因は、「刺入部のチューブの屈曲」でした。
15日の朝、針を差し替えて、判りました。

夜中の高血糖は、また大変です。
高血糖のせいで、多尿になり、大量のおもらし状態。

母は何度もシーツを替えたり、オムツ替えをしました。

さらに、のどが乾くので、たくさん水分を欲しがります。


太陽起床時も、chiroは具合悪くて、少し嘔吐してしまいました。

でも、インスリンがちゃんと入って血糖が下がると、
もう、本当に、元気力こぶです。鐘
嘔吐して、30分もしないうちに、朝食をモリモリ食べ、おかわりまでしました。ごはんごはん
すごいっびっくり

午後からは、近所のプールで、元気に泳いできました。泳ぐ



ポンプのトラブルも、いろいろあるんですよね。
ポンプ様、とってもとっても頼りにしていますから、
がんばって、chiroを守ってねハート



人気ブログランキングへ

にほんブログ村 病気ブログ 小児糖尿病(1型糖尿病)へ
にほんブログ村

(↑ランキング参加中。クリックして下さるとうれしいです。)






2009年07月10日

お誕生会

先日は、幼稚園のお誕生会がありました。

その月の生まれのお友達が主役になって、インタビューを受けたり、みんなでゲームをしたりします。

主役のお友達のお母さんは、そのお誕生会に出席できます。

お昼ごはんも教室でみんなと食べます。

chiroは7月生まれ。というわけで、母も行ってきました。ダッシュ

普段の園での様子がわかって、とても楽しく過ごせました。音符


そこで、ちょっと気づいたことがありました。

毎日行う血糖測定及び、インスリン注入。

その時はどうしても、普段の園の生活の流れを、やはり一時中断しなければなりません。

みんながお昼の支度をしている時、ちょっと抜けて職員室へ。
教室に帰ってくると、人より一歩遅れてお支度。
食べ終わったら、また職員室へ。

その“一連の作業”は、毎日のことだから、ルーチンワークではあります。

でもやはり、どこかで、「自分だけ…。」と思っているかもしれません。

同じ1型糖尿病の小学生のお子さんで、ポンプのボタン押しを「忘れる」という方がいるのを思い出しました。

忘れる、というのは、生活の流れ、動きを止められるのが嫌な結果ではないかと。
無意識のうちに、その“作業”を意識の外に追い出しているのかもしれません。

“一連の作業”は、「しなければならないもの」ではなく、
自然な日常の振る舞いのごく一部として、「ごくあたりまえにそこに存在するもの」になると嬉しいです。

“作業”をすることで、自分が一歩遅れる、のではなくて、
ほら、今日はこんないいことがあったよって、笑っていられると、もっといいかな?

そんな、「よかったことさがし」、自分で少しずつできるといいね。

そんなふうに思った小暑の午後でした。


394cdbf9.jpg

7月8日。お誕生会の日。

あっという間に、こんなに大きくなった園の田んぼの苗です。












人気ブログランキングへ

にほんブログ村 病気ブログ 小児糖尿病(1型糖尿病)へ
にほんブログ村

(↑ランキング参加中。クリックして下さるとうれしいです。)


記事検索
最新コメント