2009年05月

2009年05月08日

職員室でくつろいでます

chiroは毎日、昼食前に職員室で血糖を測ります。

血糖測定の作業も、母や先生たちの見ている前で一人でやります。

だんだん慣れてきたのか、今日などは、余裕をかまして、
測定チップを3枚まとめて、測定器に突っ込もうとしていました。
chiro「あ~、入らない~。」幽霊

…もちろん、わざとです。落ち込み
本当は、1枚ずつ入れるのを知っていて、わざとふざけているのです。ハハハ。汗

chiro「職員室って、おうちみたい。家
水道もあるし、ベッドもあるし。」
(確かに、発熱した子などを一時的に休ませるベッドが置いてあります。)

などと言って、すっかりくつろいじゃってます。

いろんな先生たちが入ってきて、chiroに話しかけてくれるので、なんだかうれしいのでしょうね。
有難いことです。

こんな風に、周りの人に、
ごく自然に、ごく当たり前に受け止めてもらえるって。

このうれしい経験を大事にしようね。

……
これから先、学校、社会へ出て行って、
もしかしたら、この疾患が原因で、
誤解されたり、不利益になることがあるかもしれない。

どんな時も、
お母さんたち家族はみんなで、あなたを全力で守っていくつもりだけど、

今ここで、幼稚園の先生やお友達に温かく受け入れてもらえていること。
それがあなたの素敵な原体験になるといいな、と思っています。

これから先、生きていくためのエネルギーの源に、きっとなると思うよ。

先生達、周りのお友達、みんなみんな、ありがとう。
これからも、よろしくお願いします。笑顔


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2009年05月07日

CSII様と、延長保育にトライ!

G.W.も明けて、今日からさあ、お仕事、学校という方も多かったと思います。
しかし、横須賀線の車両故障には驚きました。
朝の通勤通学のダイヤが大幅に乱れました。
うちも、今日から出張のお父さんが被害を被りましたが、皆さんは大丈夫だったでしょうか?

母も今日は、お仕事。
いつもなら、おばあちゃん達にchiroの全面バックアップを頼むのですが、今日は、初めて、都合が悪く不在です。

というわけで、前回のCSIIの必殺技(?)、“インスリン自動注入”にまた、トライしました。
今回は、さらに、17時30分まで幼稚園に預ける(延長保育)という、オプション付きです。

これがドキドキドキドキ小な理由は、夕方になると低血糖を起こしやすくなることです。
その対策としては、補食をすることや基礎インスリン量を減らすことが挙げられます。でも、その日の体調、運動量などによって、血糖値はすぐに変動するので、なかなか予想通りにはいきません。悲しい非常に難しいです。

しかも、母は、夕方の血糖測定にはもちろん、行けません。
補色をするにしても、
基礎インスリン量を下げるにしても、
一か八かの大勝負。

でも、「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も。」
いざ、ちゃれんじ。です。ロケット

本日、登園前の9時の血糖(食後1時間値)は、384。高い。インスリン0.9単位注入。

昼食前11時45分の血糖は、279。うう、高い。汗下がらんぞ。
あ、でも、よく考えると、ちょうど1週間前の、4月30日と同じパターン。

4月30日は、ここですぐに0.2注入して、昼食後は自動で1.5入れました。
そして、16時で血糖72でした。

今日は延長保育で、おやつが16時頃出ます。
その補食でちょうどいいかな?と思いました。

…でも、やはり低血糖は避けたい、という思いからか、0.2ではなく、0.1注入してしまいました。
この後、予定通り12時30分~13時の間で、1.5単位余分に自動注入します。

さて、この0.1の違いがどう出るか・・・。

母は仕事中もドキドキです。
しかも、こんな時に限って、最後の予約患者さんが大幅に遅刻。汗
診療時間の終り頃に、駆け込んできました。

でも、手を抜けない性格なので、一応普段どおりに診察します。
(あ、あたりまえか、診療義務だもんね。はは。ペンギン

診察後、いつもより10数分遅れで、電車に飛び乗ります。走る
ちらりと、携帯電話の画面を見ると、着信履歴はありません。
ん、連絡ないってことは、無事ってことよねえ。きっと。

やっとの思いで幼稚園に到着すると・・・。
chiroが、にこにこ笑顔で出てきました。鐘
やったあ、大丈夫だったあ。

Y先生「chi~ちゃん、ごませんべいきらいですか?」
母「あ、は、はい。」
Y先生「今日のおやつは、ごませんべいだったんですが、食べなかったんですよ。」

え、ええ~びっくり
まあ、確かに、家ではごませんべいは食べません。
そっか、補食なしでも、元気だったのね。
元気なら、何でもいいよお。
ね。ウインク

自宅に戻っても元気。
夕飯前の18時30分の血糖は、86。
おお、完璧。クラッカー

補食食べないってことは計算してなかったけど、
インスリンを0.2→0.1にしたのは、偶然にもよかったですOK
母の虫の知らせだったのかな?

そんなこんなで、危ない綱渡り状態でしたが、
無事に今日の延長保育も終わりました。

“終わりよければすべてよし”ってね。

少しずつ、ゆっくり。
昨日できなかったことが今日できるようになるってこと
うれしいね。

なんだか、子育てみたいです。
母もしっかり、育てられています。
チューリップ


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2009年05月01日

インスリンポンプ(CSII)の威力

今日から新緑の目にしみる5月です。
日本列島も大型連休に突入。
全国的にお天気みたいです。太陽

この時期何処へ行っても、混雑は避けられず、しかし、子どもたちはやっぱりお出かけしたいところ。
新型インフルエンザも気になるし・・。親にとっては悩ましいですね。ペンギン

皆さんそれぞれ、楽しく過ごせるといいですね。


クローバー
さて、昨日は初めて、インスリン注入を手動ではなく、ポンプに設定して行いました。笑い

ポンプでは、30分単位で、基礎インスリン量を自動設定できます。

つまり、食事時間付近に自動で、30分で決められたインスリンを入れることができるのです。

具体的に言うと、
chiroは、いつもお弁当のときは、インスリンを1.5単位注入します。
いつもは、食べた量を見てから、私が確認しながらchiroがボタンを押して、ワンショットで入れます。

最近は、お弁当のおにぎりやフライドポテトの炭水化物系は残さないので、いつも入れるのは一定量(1.5単位)です。
昨日は、食事開始が12時15分。それなら、ということで、12時30分から13時までの間に、1.5単位余分に入るように、あらかじめ設定しておいたのです。

ちょっとドキドキでしたが、さて、結果は・・。
帰宅後の16時で、血糖72。おお、まずまずいい感じです。
夕食まで持たせるためには、ここで基礎インスリン量を下げるか、補食をすればいいわけです。

小学生や、幼稚園児でも、食事時間と食事量が一定していれば、この方法がとれます。

chiroは、食べる量が一定していなかったのでこれができませんでした。
すごい進歩です。キラキラ

まあでも、大人でも、食べたくない時なんていうのはあるわけだし、本当は、食べた量(もしくは食べようと思う量)で決めるのがベストなんでしょうけどね。
あと、ワンショットで入れるのと、30分かけて入れるのとでは、血糖への影響はやはり前者がいいのかもしれません。

しかし、手間暇を考えると、やはりこの方法はかなり画期的です。音符
まずは、お弁当の日から、少しずつやってみようかと思います。


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