2020年12月06日
新型コロナウィルス雑感
すっかり、ご無沙汰しています。
皆様それぞれ、いろいろと大変な日々をお過ごしではないかと、お察ししております。
実は、ブログ記事を、7月頃更新しようとして、でも、記事が途中で書きかけになっていたことに、先程気づきました。
なんだか、あっという間のこの1年でした。
娘の学校は、3月からずっと休校で、7月から分散登校が始まり、しばらく短縮授業。一旦通常授業に戻りましたが、現在は再び短縮授業となっています。
どこの医療機関もそうですが、自分が勤務する病院でも、感染対策が必須で、普段の何倍もの手間と経費がかかっています。
マスク、フェイスシールドはもちろん、こまめな消毒、手洗い。入院患者さんの当面の個室対応、熱発者の対応。必要時のガウンテクニック。全て、「もしも感染していたら。」という視点で接しなければならないため、常に緊張を強いられています。
実は数か月前、自分の受け持ち患者さんが、初の感染者となりました。直後、保健所指導の下、自分を含める職員及び患者さん等、多くの方々のPCR検査をしましたが、結果は全員陰性。その後は感染者は出ていません。
しかし、今後も、いつ感染者が出てもおかしくない状況ではあります。新型コロナウィルス感染者は増えていますが、元々冬の季節は、ウィルスが活発になる時期、想定内と思われます。(Go To キャンペーンの是非の議論はあると思いますが。)
我々医療従事者も、上記のような、できる対策を継続していくしかないです。
それから、今はいろいろな情報があふれ、しかも、常に変化していますので、よく考えて、正しいものをくみ取り、惑わされないようにしたいですね。
個人的には、山中伸弥先生の新型コロナウィルス情報サイトや、西浦博先生の分析などが、わかりやすくて、的確なものかと思っております。
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皆様それぞれ、いろいろと大変な日々をお過ごしではないかと、お察ししております。
実は、ブログ記事を、7月頃更新しようとして、でも、記事が途中で書きかけになっていたことに、先程気づきました。
なんだか、あっという間のこの1年でした。
娘の学校は、3月からずっと休校で、7月から分散登校が始まり、しばらく短縮授業。一旦通常授業に戻りましたが、現在は再び短縮授業となっています。
どこの医療機関もそうですが、自分が勤務する病院でも、感染対策が必須で、普段の何倍もの手間と経費がかかっています。
マスク、フェイスシールドはもちろん、こまめな消毒、手洗い。入院患者さんの当面の個室対応、熱発者の対応。必要時のガウンテクニック。全て、「もしも感染していたら。」という視点で接しなければならないため、常に緊張を強いられています。
実は数か月前、自分の受け持ち患者さんが、初の感染者となりました。直後、保健所指導の下、自分を含める職員及び患者さん等、多くの方々のPCR検査をしましたが、結果は全員陰性。その後は感染者は出ていません。
しかし、今後も、いつ感染者が出てもおかしくない状況ではあります。新型コロナウィルス感染者は増えていますが、元々冬の季節は、ウィルスが活発になる時期、想定内と思われます。(Go To キャンペーンの是非の議論はあると思いますが。)
我々医療従事者も、上記のような、できる対策を継続していくしかないです。
それから、今はいろいろな情報があふれ、しかも、常に変化していますので、よく考えて、正しいものをくみ取り、惑わされないようにしたいですね。
個人的には、山中伸弥先生の新型コロナウィルス情報サイトや、西浦博先生の分析などが、わかりやすくて、的確なものかと思っております。
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2020年04月08日
トレシーバを2回打った日
忙しさにかまけて、ぼやぼやしていましたら、もう4月ですね。
遅ればせながらご報告です。
2019年3大ニュースの第1位は!
「トレシーバを2回打った日」です
3泊の中3修学旅行から帰宅した、ある秋の夜。
疲れて、いつの間にか、寝てしまったわけです。
以下、ベッドで寝落ちしている娘との会話。
母「トレシーバ打った?」
娘「…う~ん?」
母「打っていないよね。寝てるもんね。」
娘「…うん。」
母「じゃあ、打つよ。」
娘「…うん。」
というわけで、母はトレシーバを21単位打ちました。
その後、母は寝て、朝起きてみると。
注射針のついたままのトレシーバを発見!
母は、確かに、注射針は取って片づけたはず…。
…ひょっとして???
あわてて娘をたたき起こしました。
母「ね、昨日、トレシーバ打った?」
娘「…あ、うん。」
母「え~!!!お母さん、打ったんだよ!」
母娘「え~!!!」
血糖測定すると、38.
あははは。もう笑うしかない。
打ったものは取り返せない。
母「よし、今日は、気分アゲアゲで行け!」
娘「わかった、そうする~!」
取りあえず食べろ。そして、あとは自力で、アドレナリンを出し、血糖を上げるしかない。
それから、いつもよりはボーラスを減らして。
単純計算で、現在、娘のインスリン1日トータル量は、ノボラピッド8+8+10=26、トレシーバ21なので、26+21=47。昨夜は、トレシーバ21+21=42。よし、47>42。大丈夫。死にはしない⁈
そんな大雑把な計算で、第1日目はほとんどボーラスはなし。
旅行では、リブレをつけていかなかったのですが、さすがに、速攻、腕に貼りました。
1日目の血糖は、朝の38から、日中は261~366で高めで水位。寝る前41。寝る前トレシーバ0単位。
2日目は、朝41。その後は188→366まであがり、寝る前61。寝る前のトレシーバ18単位。
下は、2日目までの記録です。(見づらくてすみません。)
3日目は、朝56、その後155~101、寝る前49。寝る前のトレシーバはようやく、21単位に戻したのでした。
4日目の朝は無事に、111。
娘の感想。
「以外に大丈夫だった~。」
ハハハ、そうだね。何とか乗り切った。
なんか、昔読んだ、アメリカの昔話「プリンの塩加減」という話を思い出しました。
とある、一家のお話。シンプソンおばさんという人が、ホームパーティーを開くので、プリンを作るのですが、最後に、ほんのちょっぴりの、隠し味の塩を入れ忘れました。でも、お客様を迎えるのに、お掃除で大忙し。手が真っ黒なので、3人の娘たちに、塩を入れるのを頼むのです。まず長女に頼むのですが、忙しくて断られます。次女、三女も同じように断られました。仕方なしにシンプソンおばさんは、お掃除の後、塩を自分でいれたのです。ところが、3人の娘たちも、それぞれ、あとで思い直して、塩を入れたので、最後はしょっぱーいプリンが出来上がり。「プリンは塩加減が大事!」ということがわかるというお話。
ああ、トレシーバで、これやってしまいました。
まあ、何事もなく良かったです。
さて、4月からは、娘は高校生。
コロナ騒ぎで、中学の卒業式、高校の入学式、すべてなくなってしまいました。
それから、残念なことに、今年の夏の患者会のキャンプも中止。
昨日は緊急事態宣言も出され、今後どうなることやらです。
いっそのこと、9月から新学期を始めるのもありではないかと、夫は言っていました。ふむふむ、なるほど。
医療現場も、いろいろと大変な事態になっております。
自分は、自家用車で、ひたすら職場と自宅の往復、他はスーパーへ行くくらいの毎日です。
でも、楽しむことも大事なので、最近はVODサービスは、どれがいいか、いろいろと迷っています。(映画好きですが、映画館行けないし。)
皆様、本当に大変な事態ですが、よく寝てよく食べて、不要不急は控えても、好きなことは楽しんで下さいね~。
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遅ればせながらご報告です。
2019年3大ニュースの第1位は!
「トレシーバを2回打った日」です
3泊の中3修学旅行から帰宅した、ある秋の夜。
疲れて、いつの間にか、寝てしまったわけです。
以下、ベッドで寝落ちしている娘との会話。
母「トレシーバ打った?」
娘「…う~ん?」
母「打っていないよね。寝てるもんね。」
娘「…うん。」
母「じゃあ、打つよ。」
娘「…うん。」
というわけで、母はトレシーバを21単位打ちました。
その後、母は寝て、朝起きてみると。
注射針のついたままのトレシーバを発見!
母は、確かに、注射針は取って片づけたはず…。
…ひょっとして???
あわてて娘をたたき起こしました。
母「ね、昨日、トレシーバ打った?」
娘「…あ、うん。」
母「え~!!!お母さん、打ったんだよ!」
母娘「え~!!!」
血糖測定すると、38.
あははは。もう笑うしかない。
打ったものは取り返せない。
母「よし、今日は、気分アゲアゲで行け!」
娘「わかった、そうする~!」
取りあえず食べろ。そして、あとは自力で、アドレナリンを出し、血糖を上げるしかない。
それから、いつもよりはボーラスを減らして。
単純計算で、現在、娘のインスリン1日トータル量は、ノボラピッド8+8+10=26、トレシーバ21なので、26+21=47。昨夜は、トレシーバ21+21=42。よし、47>42。大丈夫。死にはしない⁈
そんな大雑把な計算で、第1日目はほとんどボーラスはなし。
旅行では、リブレをつけていかなかったのですが、さすがに、速攻、腕に貼りました。
1日目の血糖は、朝の38から、日中は261~366で高めで水位。寝る前41。寝る前トレシーバ0単位。
2日目は、朝41。その後は188→366まであがり、寝る前61。寝る前のトレシーバ18単位。
下は、2日目までの記録です。(見づらくてすみません。)
3日目は、朝56、その後155~101、寝る前49。寝る前のトレシーバはようやく、21単位に戻したのでした。
4日目の朝は無事に、111。
娘の感想。
「以外に大丈夫だった~。」
ハハハ、そうだね。何とか乗り切った。
なんか、昔読んだ、アメリカの昔話「プリンの塩加減」という話を思い出しました。
とある、一家のお話。シンプソンおばさんという人が、ホームパーティーを開くので、プリンを作るのですが、最後に、ほんのちょっぴりの、隠し味の塩を入れ忘れました。でも、お客様を迎えるのに、お掃除で大忙し。手が真っ黒なので、3人の娘たちに、塩を入れるのを頼むのです。まず長女に頼むのですが、忙しくて断られます。次女、三女も同じように断られました。仕方なしにシンプソンおばさんは、お掃除の後、塩を自分でいれたのです。ところが、3人の娘たちも、それぞれ、あとで思い直して、塩を入れたので、最後はしょっぱーいプリンが出来上がり。「プリンは塩加減が大事!」ということがわかるというお話。
ああ、トレシーバで、これやってしまいました。
まあ、何事もなく良かったです。
さて、4月からは、娘は高校生。
コロナ騒ぎで、中学の卒業式、高校の入学式、すべてなくなってしまいました。
それから、残念なことに、今年の夏の患者会のキャンプも中止。
昨日は緊急事態宣言も出され、今後どうなることやらです。
いっそのこと、9月から新学期を始めるのもありではないかと、夫は言っていました。ふむふむ、なるほど。
医療現場も、いろいろと大変な事態になっております。
自分は、自家用車で、ひたすら職場と自宅の往復、他はスーパーへ行くくらいの毎日です。
でも、楽しむことも大事なので、最近はVODサービスは、どれがいいか、いろいろと迷っています。(映画好きですが、映画館行けないし。)
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2020年02月22日
2019年度の3大ニュース⁈
こんにちは。
すっかりご無沙汰しています。
さて早いもので、中学校生活も、もうすぐ終わろうとしています。
突然ですが、今年度の3大ニュースを取り上げてみたいと思います。
第3位!
「久しぶりのサマーキャンプ参加」
小学校高学年から、忙しくて参加できなかったキャンプ。
本当は参加したかったけれど、中学に入ると部活動も始まり、なかなか日程が合わなかったのです。
今回は、3泊4日のうち、予定がうまく合い、参加できることに!
初参加の同級生のお友達もでき、すっかり仲良しに。
休日もたまに、そういうお友達とも出かけて遊んでいます。
ここでしか巡り合うことのない、かけがえのない貴重なお仲間です。
…ありがたやありがたや。
そして、大きくなって参加すると見えてくる、様々な裏事情。
ちょっとここでは書けませんが。
そして第2位!
「ノートが真っ白!」
1歳の発症当時から、ほぼ欠かさず書いていた血糖ノート。
小6の時、記事にもしましたね。
6年間のまとめ②
中学になってからも、時折さぼりながら、一応記録はしていました。
…ところが。
2019年11月のノート。
あれ?11月7日に、血糖39 トレシーバ20 と書いてあるのみ。
因みにこの日は、寝る前血糖値39と低すぎたのに、「食べたくない~。」と寝てしまったわけです。
それで、トレシーバ21単位のところを1減らして20単位打ったというわけ。
翌朝は、血糖36。意識は普通でした。あははは。相変わらず危ない橋を渡っとるな。結果論ですが、もう少しトレシーバ減らしてもよかったかも。
これも、中学生になったからできる技。というか、むりやり食べさせられないし。
小学生までは怖くてやはり当然、補食を食べさせました。
しかし、思春期は、力づくでは対処できません。
それはさておき。
そして、次のページ。
!ついに真っ白!
発症後、苦節14年。ついに!こんな日が来るとは
この日以降は、記録なしです
…いや~、だって、最近は、血糖値はリブレが記録付けてくれるでしょ。
インスリン量なんて、自分で大体把握していればいいわけで。
第3者に伝えるのは、外来で先生と話す時くらい。
例えば毎食時は、超即効型ノボラピッドを、朝-昼-夕に、8-8-10単位。
寝る前は持効型トレシーバ21単位。
ノボラピッドはその日によって量が変わるけど、まあ、そんなことは自分でわかっていればいいことで。いちいち記載する必要もなし。
ん?いいのかそんないい加減で!
と、お叱りの声が聞こえてきそう。…
スミマセン。まあ、十人十色ということで。うちはあくまで一つのケースです。許してくださいませ。
そしていよいよ。
第1位!
「トレシーバ2回打ち事件!」
え?何々?
長くなってしまったので、このお話は、次回に致します。
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さて早いもので、中学校生活も、もうすぐ終わろうとしています。
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「久しぶりのサマーキャンプ参加」
小学校高学年から、忙しくて参加できなかったキャンプ。
本当は参加したかったけれど、中学に入ると部活動も始まり、なかなか日程が合わなかったのです。
今回は、3泊4日のうち、予定がうまく合い、参加できることに!
初参加の同級生のお友達もでき、すっかり仲良しに。
休日もたまに、そういうお友達とも出かけて遊んでいます。
ここでしか巡り合うことのない、かけがえのない貴重なお仲間です。
…ありがたやありがたや。
そして、大きくなって参加すると見えてくる、様々な裏事情。
ちょっとここでは書けませんが。
そして第2位!
「ノートが真っ白!」
1歳の発症当時から、ほぼ欠かさず書いていた血糖ノート。
小6の時、記事にもしましたね。
6年間のまとめ②
中学になってからも、時折さぼりながら、一応記録はしていました。
…ところが。
2019年11月のノート。
あれ?11月7日に、血糖39 トレシーバ20 と書いてあるのみ。
因みにこの日は、寝る前血糖値39と低すぎたのに、「食べたくない~。」と寝てしまったわけです。
それで、トレシーバ21単位のところを1減らして20単位打ったというわけ。
翌朝は、血糖36。意識は普通でした。あははは。相変わらず危ない橋を渡っとるな。結果論ですが、もう少しトレシーバ減らしてもよかったかも。
これも、中学生になったからできる技。というか、むりやり食べさせられないし。
小学生までは怖くてやはり当然、補食を食べさせました。
しかし、思春期は、力づくでは対処できません。
それはさておき。
そして、次のページ。
!ついに真っ白!
発症後、苦節14年。ついに!こんな日が来るとは
この日以降は、記録なしです
…いや~、だって、最近は、血糖値はリブレが記録付けてくれるでしょ。
インスリン量なんて、自分で大体把握していればいいわけで。
第3者に伝えるのは、外来で先生と話す時くらい。
例えば毎食時は、超即効型ノボラピッドを、朝-昼-夕に、8-8-10単位。
寝る前は持効型トレシーバ21単位。
ノボラピッドはその日によって量が変わるけど、まあ、そんなことは自分でわかっていればいいことで。いちいち記載する必要もなし。
ん?いいのかそんないい加減で!
と、お叱りの声が聞こえてきそう。…
スミマセン。まあ、十人十色ということで。うちはあくまで一つのケースです。許してくださいませ。
そしていよいよ。
第1位!
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え?何々?
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