2022年10月27日
Dexcom G6 CGM試したけれど
お久しぶりです。
半年以上たっての更新です。
何だか忙しい日々でした。
職場では、いろいろあって、人手が急に足りなくなり、最近は月6回の当直です。翌日は当然、普通に勤務。また、外来及び入院受け持ち患者さん数は増えまくり。
これ、パワハラ?モラハラ?ではないですか。💦
まあ、それはさておき。
7月頃です。娘は、Dexcom G6 CGMを試してみました。
腹部などにセンサー貼付しておくと、リブレのように毎回、デバイスを近づけて測定しなくても、自然に血糖値をモニタリングしてくれるシステムです。
上の白い物体がアプリケーター。これを使って、センサーを腹部等に張り付けます。
そのセンサーに、右のグレーの物体=トランスミッター(10円玉の上です)を取りつけます。
左下の黒い長方形の物体が表示デバイス。
さて、結果は…?
…実は、早々リタイア。
問題は、アラームです。
低血糖(55以下)になると、有無を言わさずアラームが鳴るという設定。この設定は変えられないそうです。
それは困るわな~。テスト中だとか、授業中だとか、鳴ってほしくない時は、多々あるわけで。
いや、普通に嫌ですよね、これ。何とかならないのかしら。
そういうわけで、今はまた、リブレを使っています。
しいて言えば、幼少時の頃は、親御さんとしては安心なのかなあ。今後、いろいろと改良して頂きたい部分です。
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何だか忙しい日々でした。
職場では、いろいろあって、人手が急に足りなくなり、最近は月6回の当直です。翌日は当然、普通に勤務。また、外来及び入院受け持ち患者さん数は増えまくり。
これ、パワハラ?モラハラ?ではないですか。💦
まあ、それはさておき。
7月頃です。娘は、Dexcom G6 CGMを試してみました。
腹部などにセンサー貼付しておくと、リブレのように毎回、デバイスを近づけて測定しなくても、自然に血糖値をモニタリングしてくれるシステムです。
上の白い物体がアプリケーター。これを使って、センサーを腹部等に張り付けます。
そのセンサーに、右のグレーの物体=トランスミッター(10円玉の上です)を取りつけます。
左下の黒い長方形の物体が表示デバイス。
さて、結果は…?
…実は、早々リタイア。
問題は、アラームです。
低血糖(55以下)になると、有無を言わさずアラームが鳴るという設定。この設定は変えられないそうです。
それは困るわな~。テスト中だとか、授業中だとか、鳴ってほしくない時は、多々あるわけで。
いや、普通に嫌ですよね、これ。何とかならないのかしら。
そういうわけで、今はまた、リブレを使っています。
しいて言えば、幼少時の頃は、親御さんとしては安心なのかなあ。今後、いろいろと改良して頂きたい部分です。
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2022年02月02日
ポストコロナに向けて
相変わらず、新型コロナウィルスの感染者が増え続けています。
自分の職場の職員の中にも、濃厚接触者となったため、出勤停止を強いられる方々が少しずつ増えています。
また、感染対策のため、自分の勤務病院はもちろん、周辺の病院も、新入院数を制限せざるを得ず、まさに医療崩壊があちこちでじわじわと、確実に起きています。
そう、メディアでもよく言われていますが、新型コロナ感染者の治療のために、他の疾患の治療が制限されているのです。
さて、それはさておき、今日は久しぶりに、読んだ本のご紹介をいたします。
昨年末読んだ本です。
生物学者の福岡伸一氏、美学者の伊藤亜紗氏、歴史学者の藤原辰史氏の三者が、それぞれの立場から、ポストコロナの時代を生きるための哲学を語ります。
福岡氏は、コロナ問題は、「ビュシス(自然)からのリベンジ」と言います。
そして、宮沢賢治の「春と修羅」になぞらえて、ビュシスとしての「わたし」について語ります。
以下、要約です。
人間は、ビュシスの中に因果関係を生み出し、ビュシスをロゴス(論理)に変えた。ロゴスこそが、人間を人間たらしめた、最大の力だ。しかし、自らの生命は、最も不確かなビュシスであり、それは、ロゴスで制御できない。
ウィルスもそのビュシスの中の1ピース。食物連鎖にみられるように、生物は元々利他的な物で、ウィルスもしかり。生命の遺伝情報は、普通、親から子、子から孫へと垂直に伝達される。それに対し、ウィルスは個体から個体、種から別の種へと、水平に移動して、遺伝情報を伝達する。生命の進化の流れに手を貸す1個のピース、いわば生命の進化のパートナーでもある。また、宿主の免疫システムに刺激を与えることによって、それを調整し、活性化している。
つまり、100年前に起こったスペイン風邪大流行も、そういった生命の進化の過程で起こったものというわけです。
伊藤氏は言います。
芸術作品を見た時に受ける衝撃や、私たちの感性、身体感覚はあいまいで簡単に言葉にできない。「曰く言い難い感覚」について、あえて言葉を使いながら深めていく、それが美学という学問分野になる。つまり、美学はロゴスに対する警戒心を持つ学問である。
コロナ禍で、ソーシャルディスタンスが推奨され、場を共有することが難しいが、「聞く」ことは互いの場が違うからこそ生まれる行動だ。
様々な制限の中でも、最善の行動をとることを「倫理」というが、「聞く」ことによって、倫理の創造性を開放し、それぞれの居場所を持つことにつながるのではないか。
藤原氏は言います。
歴史学者は、スペイン風邪に対する当時の対応、第一次世界大戦等の例を挙げ、「負の歴史から学べ」と言います。
20世紀は人為的な飢餓が多い。大勢で食事をする機会が減り、食肉処理工場では、低賃金の問題はおろか密集して働くため、クラスターが生じやすい。様々なコロナ禍の社会のひずみは「構造的暴力」だ。構造的暴力が露になっている今、負の歴史を知り、それを踏まえて、学んでいかなければならない。
…
なるほど、そう遠くない未来、生命の進化の過程のために、コロナ禍は生じたと振り返る時が来るのかもしれません。
そうは言っても、今を生きる我々は、右往左往しながら、後ろを振り返って反省しつつ、前を向いて、未来のためにも進まなければなりませんね。
余談ですが、今年の共通テスト国語問題の出典の一つが、藤原氏著作の「食べるとはどういうことか」でした。食べることと生命の関係について論じています。さらに他の著者の出典では、宮沢賢治の「よだかの星」について語られています。
ん?出題者は、もしかしてこの本(ポストコロナの生命哲学)をお読みになった?
いや、それはさすがに冗談ですが。
でも、内容から、この出題は、コロナ禍の世相を反映したチョイスなのかと思いました。
受験生の皆様、過酷な状況での受験、本当に大変かと思います。
頑張れ受験生!
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自分の職場の職員の中にも、濃厚接触者となったため、出勤停止を強いられる方々が少しずつ増えています。
また、感染対策のため、自分の勤務病院はもちろん、周辺の病院も、新入院数を制限せざるを得ず、まさに医療崩壊があちこちでじわじわと、確実に起きています。
そう、メディアでもよく言われていますが、新型コロナ感染者の治療のために、他の疾患の治療が制限されているのです。
さて、それはさておき、今日は久しぶりに、読んだ本のご紹介をいたします。
昨年末読んだ本です。
生物学者の福岡伸一氏、美学者の伊藤亜紗氏、歴史学者の藤原辰史氏の三者が、それぞれの立場から、ポストコロナの時代を生きるための哲学を語ります。
福岡氏は、コロナ問題は、「ビュシス(自然)からのリベンジ」と言います。
そして、宮沢賢治の「春と修羅」になぞらえて、ビュシスとしての「わたし」について語ります。
以下、要約です。
人間は、ビュシスの中に因果関係を生み出し、ビュシスをロゴス(論理)に変えた。ロゴスこそが、人間を人間たらしめた、最大の力だ。しかし、自らの生命は、最も不確かなビュシスであり、それは、ロゴスで制御できない。
ウィルスもそのビュシスの中の1ピース。食物連鎖にみられるように、生物は元々利他的な物で、ウィルスもしかり。生命の遺伝情報は、普通、親から子、子から孫へと垂直に伝達される。それに対し、ウィルスは個体から個体、種から別の種へと、水平に移動して、遺伝情報を伝達する。生命の進化の流れに手を貸す1個のピース、いわば生命の進化のパートナーでもある。また、宿主の免疫システムに刺激を与えることによって、それを調整し、活性化している。
つまり、100年前に起こったスペイン風邪大流行も、そういった生命の進化の過程で起こったものというわけです。
伊藤氏は言います。
芸術作品を見た時に受ける衝撃や、私たちの感性、身体感覚はあいまいで簡単に言葉にできない。「曰く言い難い感覚」について、あえて言葉を使いながら深めていく、それが美学という学問分野になる。つまり、美学はロゴスに対する警戒心を持つ学問である。
コロナ禍で、ソーシャルディスタンスが推奨され、場を共有することが難しいが、「聞く」ことは互いの場が違うからこそ生まれる行動だ。
様々な制限の中でも、最善の行動をとることを「倫理」というが、「聞く」ことによって、倫理の創造性を開放し、それぞれの居場所を持つことにつながるのではないか。
藤原氏は言います。
歴史学者は、スペイン風邪に対する当時の対応、第一次世界大戦等の例を挙げ、「負の歴史から学べ」と言います。
20世紀は人為的な飢餓が多い。大勢で食事をする機会が減り、食肉処理工場では、低賃金の問題はおろか密集して働くため、クラスターが生じやすい。様々なコロナ禍の社会のひずみは「構造的暴力」だ。構造的暴力が露になっている今、負の歴史を知り、それを踏まえて、学んでいかなければならない。
…
なるほど、そう遠くない未来、生命の進化の過程のために、コロナ禍は生じたと振り返る時が来るのかもしれません。
そうは言っても、今を生きる我々は、右往左往しながら、後ろを振り返って反省しつつ、前を向いて、未来のためにも進まなければなりませんね。
余談ですが、今年の共通テスト国語問題の出典の一つが、藤原氏著作の「食べるとはどういうことか」でした。食べることと生命の関係について論じています。さらに他の著者の出典では、宮沢賢治の「よだかの星」について語られています。
ん?出題者は、もしかしてこの本(ポストコロナの生命哲学)をお読みになった?
いや、それはさすがに冗談ですが。
でも、内容から、この出題は、コロナ禍の世相を反映したチョイスなのかと思いました。
受験生の皆様、過酷な状況での受験、本当に大変かと思います。
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2022年01月19日
3回目新型コロナワクチンが始まりました
皆様、ご無沙汰しております。
大分遅くなりましたが、本年も宜しくお願い致します。
さて、自分の職場でも、職員から順次、新型コロナワクチン3回目接種が始まりました。
自分も先週打ちましたが、2回目接種の時と、ほぼ同じ副反応が出ました。
接種当日には、接種部位の疼痛が始まりました。翌日には、倦怠感、頭痛、37℃台前半の微熱、関節痛(インフルエンザに罹患した時のような感じです)といったものが見られました。
アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)を、2回ほど服用しました。その後はまあ、落ち着きました。
他の方に聞いてみると、皆さん、大体、2回目の時と同じような反応が出ていらっしゃるようです。でも、人によっては、ほとんど副反応がなかった方や、中には、嘔吐や下痢等の消化器症状が出た方もいらっしゃいました。個人差がやはり大きいですね。
オミクロン株についての様々な情報を聞くと、やはり、新型コロナワクチンは、全体的には弱毒化して、インフルエンザにより近くなっているのではと思います。感染力は強いけれど、収束も早いです。(南アフリカ、ノルウェー、デンマーク等の例があります。)
そして、3回目のワクチン接種にて、減少した抗体は有効な値に戻るそうです。ウィルスと共存、共生できる世界も、間もなくやってくるでしょうか。
希望的観測が、どうしても入りますが、それが現実になりますように、と祈るばかりです。
一方、今後は、これまでの生活と同じようにはいかない、新たなスタイルの生活、社会が始まるのでしょうが、それも楽しまないとと思っております。
以上、年始の勝手な独り言でした。
追伸;中々更新しないこのブログを読んで下さる方、コメントを下さる方、ありがとうございます!嬉しく思っています。感謝です!
皆様にとって、よき1年となりますように…
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大分遅くなりましたが、本年も宜しくお願い致します。
さて、自分の職場でも、職員から順次、新型コロナワクチン3回目接種が始まりました。
自分も先週打ちましたが、2回目接種の時と、ほぼ同じ副反応が出ました。
接種当日には、接種部位の疼痛が始まりました。翌日には、倦怠感、頭痛、37℃台前半の微熱、関節痛(インフルエンザに罹患した時のような感じです)といったものが見られました。
アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)を、2回ほど服用しました。その後はまあ、落ち着きました。
他の方に聞いてみると、皆さん、大体、2回目の時と同じような反応が出ていらっしゃるようです。でも、人によっては、ほとんど副反応がなかった方や、中には、嘔吐や下痢等の消化器症状が出た方もいらっしゃいました。個人差がやはり大きいですね。
オミクロン株についての様々な情報を聞くと、やはり、新型コロナワクチンは、全体的には弱毒化して、インフルエンザにより近くなっているのではと思います。感染力は強いけれど、収束も早いです。(南アフリカ、ノルウェー、デンマーク等の例があります。)
そして、3回目のワクチン接種にて、減少した抗体は有効な値に戻るそうです。ウィルスと共存、共生できる世界も、間もなくやってくるでしょうか。
希望的観測が、どうしても入りますが、それが現実になりますように、と祈るばかりです。
一方、今後は、これまでの生活と同じようにはいかない、新たなスタイルの生活、社会が始まるのでしょうが、それも楽しまないとと思っております。
以上、年始の勝手な独り言でした。
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