2013年11月

2013年11月27日

そろばん大会でインスリン量を算出せよ

もう、2カ月ほど前のことなのですが…

chiroが習っているそろばん教室の勧めで、そろばん大会に出ることになりました

その日は、昼は、弁当が出るとのこと。

母としては、弁当の中身、大体の量をあらかじめ聞いておいて、インスリン量を決めておきたいところです。

しかしっ、ここで新たな問題が発生

chiroは、先生にそれを聞くのはやめてくれ、と言います

おまけに、当然のように、血糖測定はしないと

恥ずかしいのか何なのか、ふ~む、ギャングエイジはややこしいなあ~

とりあえず、お寿司の弁当が出る、と情報を得た母は、仕方ないので、スーパーへ向かいました

スーパーで買ったのは、もちろん、海苔巻、巻きずし、おいなりさん入りの、お寿司の弁当。

帰宅後、それぞれ1個ずつの重量を測定しました。

海苔巻 20g
巻きずし 30g
おいなりさん 40g

もっとも、当日同じ寿司が出るとは限らないので、多少の誤差はあるかもしれませんが、まあ、そこは目をつぶるとして

そして、普段の、chiroの昼食時のインスリン量は、
ご飯100gにつき、3.0単位 
2杯目以降の100gは、2.5単位です。
(注;この日は、本人希望でポンプにしたので、ポンプの時の値です。)

つまり、どのお寿司の組み合わせでも、トータル重量を計算して、インスリン量を出してくれ、という高度な要求?をしたのです。

例えば、海苔巻2個、巻きずし2個、おいなりさん1個食べた場合は、トータル140g。
そのうち100gで、3.0単位。
残り40gは、2.5×0.4=1.0単位。
合計4単位、というわけです。

おお、ちょっと難しいかな?と思いましたが、本人が「大丈夫!」というため、「ようし、まかせた、計算よろしく!」と、送り出しました

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

帰ってきたのは、15時過ぎ。元気に帰ってきました!

chiro「そろばん大会で、低学年の部で、「2等賞」の賞状と盾をもらったよ!」

へえ~、一番心配していた、低血糖で計算できないなんてことにならなくて、本当良かったです

さて、お待ちかねの血糖測定をすると…193。うん、ま、多少高いが、良しとするか。

母「インスリン、いくら入れたの?」

chiro「4.6だよ。」

父「あ、じゃあ、何を食べたか、当ててみるね。ええと、海苔巻3個と巻きずし2個、おいなりさん1個!」

chiro「ちがうよ。」

あれっ、と父がそのあと何回か答えたのですが、どれもはずれ。

父「え~、他に組み合わせないんだけど。」

chiro「あのね、海苔巻3個と巻きずし2個。」

えっ、それじゃあ、計算上は、3.5のはずだけど

ようするに、母の言ったこと、無視したってことね

でも、血糖はむしろ高めだったので、chiroのインスリン量のほうが、より、正解だったわ、ハハハ、ゴメン。

やっぱ、本人の感覚って大事なのかも。

日々、成長を感じるこの頃です。


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2013年11月16日

低血糖にて、小学校初の緊急呼び出し!

10月のとある日。12時半過ぎに、学校から電話がありました

先生曰く、「chiroさんが、給食前に具合が悪くなって…、手が震えて、ふらふらになってしまいました。
急いで保健室に連れて行ったら、血糖27でした!とりあえず、グルコレスキューを食べて横になっています。」
とのこと。

ひえ~!、でも、慌てて母が駆けつけた時は、もうすでに、保健室で給食を食べ終わっていました。

本人は、もう大丈夫、とのことで、そのまま教室に戻りました

話を聞いてみると、給食前にいつも通り、血糖測定して85だったとのこと。同時に、いつも通り、ノボラピッド7.0単位打ちました。

その後教室に戻って、配膳をしている途中、生徒さんの一人が、食器のお皿を、うっかり割ってしまったそうです。
それで、教室が騒然となってしまって、皆で「頂きます」をする時間が、いつもより5~10分遅れたのです。

その間、一気に血糖が下がったのでしょう

ノボラピッドは一般に10~15分で効いてきますから、その前に食事を取ることが大前提。

母が、先生にきちんと話しておくべきことでしたが、あまり細かくは伝えていませんでした。

その辺が、結構アバウトになっていたのは、実は理由があります。

2年生の時(この時はポンプでしたが)、担任の先生が、4時間目の終わりに必ず、連絡帳を書かせる習慣がありました。ちょうど昼の12時前後です。この時間に、chiroは、インスリンを注入していたのです

給食食べ始めは、12時30分頃なので、なんと30分位前に入れていたにもかかわらず、一度もそれで低血糖になったことがありませんでした。なぜ大丈夫だったかは、今でも不明ですが、とにかく、それですっかり油断していたのです

こんなことがあってから、反省して、インスリンを打つのは、配膳後にするようにしました。

…以来、そんな怖い低血糖はありません。
あ~、初歩的ミスで、先生にもchiroにも、大変な思いをさせてしまいました。ごめんなさい。

chiroの方は、相変わらず元気なのですが、またまた、「血糖は測りたくない病」、さらに「保健室へ行くのは面倒病」になり、測定せずに、トイレでチャチャッと打つようになりました。
時々、うち忘れて、というか、本人によると「打つヒマがなかった。」と、打たずに過ごすこともありますが、そういう時は、5時間目の終わりとか、帰宅後とかに打っています。

まあ、日常生活はいろいろありますよね。

ただ今、ギャングエイジ真っただ中、みんなそれぞれ、健やかに、元気に育ってくれることを願っています。




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