2009年02月

2009年02月26日

医療識別票

2/18の、毎日新聞に、「メディカルID(医療識別票)」の記事が載っていました。

「メディカル・アラート・ジュエリー(緊急医療情報アクセサリー)」とも言うそうで、北米やヨーロッパで広く普及しているそうです。

ペンダント等のアクセサリーに、その人が容体急変時に、どのような処置をすべきかが記載してあります。本人の代わりに医療関係者に適切な処置を伝える役目を果たすというわけです。

1型糖尿病の場合、一番問題になるのは、低血糖による意識消失です。万が一の時このペンダントは、かなり心強いものとなるでしょう。

chiroも、病院から、「糖尿病カード」(自身が糖尿病ということが記載してあります。)をもらっています。ただ、カードなので、肌身離さず、というわけには、いきません。そういう意味では、ペンダントのようなものがいいのかもしれませんね。

日本ではまだあまり知られていないこの商品、日本でも扱っている会社があるそうです。
販売している、ホームページを覘いてみました。
アドレスは、http://www.medic-info.jp/です。

リストバンドなどもあって、可愛いです。
でも、ペンダントのデザインは、どちらかというと、大人向けの印象です。
小さい子供用に、デザインされたものがあるとまたいいかな、と思いました。

1型に限らず、他の病気の方にとっても、このような取り組みが普及していくといいですね。

ご興味のある方は、覘いて見て下さい。


2009年02月24日

またまた訂正&がんばれ岩田投手

先日(2/19)書いた、CSIIの止め方の続きです。

誤って数値を入力した場合、途中で「サスペンド」にするという話でした。
stopした時の数値は、bolus履歴に残らない、と書いたのですが、実はちゃんと残るそうです。すいません

だから、慌てて停めても、履歴を参照すれば、いくら入ったか分かるみたいです。

またまたNさんが教えてくれました。
実験して確かめたつもりでしたが、やっぱ、違っていたみたいです。
やっぱり、さすがはポンプ様、あなどれじ、です。

足跡足跡足跡
ところで、岩田投手が、正式にWBC日本代表に選ばれたようですね。
おめでとうございます。クラッカー

ご存知ない方のために補足すると、阪神の岩田稔投手、1型糖尿病です。
こうなったら、これからどんどん活躍して、いずれは、「徹子の部屋」か何かにご出演頂き、1型について語っていただきたいです。(そういえば、昔、アントニオ猪木が出演した時、自身の2型糖尿病について語っていましたっけ。)

そのうち、どこかのテレビ局で、「岩田稔投手物語」なぞ、作成してくれるといいかもなあ。野球

彼は確か、高校生時発症ですよね。

お、このブログを読んでくれているそこのアナタ、今度は君達の出番かもよびっくり
Boys be ambitious!

2009年02月20日

2月検診日・・またまた悪夢が!

2月18日、検診へ行きました。
HbA1c7.8%。思ったより高かったです。ペンギン

食前は相変わらず、それほどひどくない低血糖だったのに、なぜかなあはてな
ただ、最近1~2週間は、夜中が300台になったので、19時~0時をbasal 0.2→0.25へupしました。その後は、夜中の血糖200代後半になりましたが、今ひとつ下がりが悪い。さてさて、次の作戦は?

すると、先生より提案が。電球
「インスリン抗体が高い人は、ノボラピッドより、ヒューマログが効くという文献があります。やってみましょう。」とのこと。
chiroはインスリン抗体が高いタイプなので、注入したインスリンが効き難く、効き方も不安定です。そこで、インスリンの種類を変えようというご提案。最近、変更されている方も多いとか。

そこで、今回はヒューマログを頂きました。うまくいくといいけど。
そうそう、この日は、栄養学校の生徒さんの卒業研究で、またアンケートをやりました。大学病院は、忙しいね。メモ

今回もNちゃんと外来で会えましたドキドキ大
よかったね。

帰りに駅の前の本屋にchiroが行きたいと言って寄ったのです。
それが、悪夢の始まりでした。ドクロ

絵本コーナーに行くと「ぐるんぱのようちえん」という絵本がありました。
chiro「これ、幼稚園にあるんだ~。読んで。」
そこで、母は読み出しました。

途中で、「これ買って。」とchiro。
母「・・・。この前も買ったから、今日は止めよう。また来た時かってあげるよ。」
この一言で大爆発ロケットびっくり
「何で~、次ぎ来た時は、もう、売ってないよ!買ってよ!!」と大泣きに。
Nちゃんも、Nちゃんのお母さんも「次、一緒に買おうね。」と言ってくれたのですが、もう誰にも止められない位大騒ぎ。ショック
静かな本屋さんのレジの前で、寝そべってドタドタしているので、引きずってようやく店の外へ。

店のドアの前でも大泣きで止まらず、Nちゃんのお母さんがとっさに、チョコをくれました。「低いのかもね。」と。

確かに、診察室で血糖233(食後一時間値)で、しばらくたって診察後、果物野菜ジュースを飲んだんです。この時血糖は測らないで、インスリンを0.2単位注入。それが多すぎたのかな?泣く

もらったチョコをむさぼり食べて、でもまだ泣き止みません。
「うちも、低い時は人格変わるよ。まだ小さいから、よくわからないのかもね。自分でもつらいと思うけど。」とNちゃんのお母さん。

確かに普段のchiroとは別人のようです。
やっぱり、低いのかも。
でも、泣き叫んでいるので、血糖を測れるような状態じゃなく、結局絵本は買いました。(初めからそうすればよかった、あ~あ。アウト

それから泣き止んだものの、駅までほとんど抱っこ。
Nちゃんと別れてから、電車の中で、今度はぽろぽろと泣き出します。

乗り継ぎの駅で降りて、せんべいを食べさせながら測ると、血糖95。
・・・あれだけ食べて、やっと95だから、やっぱり低血糖でした。

ごめんね、chiro。やっぱり、ジュース飲む前、測ればよかったね。
ああ、それにしても、病院へ来ると、栄養指導の時に引き続き、なぜハプニングが汗
やっぱり、うちの中では「(低いから)何か食べたい。」と言えるけど、外ではちょっと雰囲気が違って、いつもと調子が狂うのかな?
しかし、母も大変でした。悲しい
Nちゃんのお母さんにいっぱい助けてもらいました。ありがとう。すいません

chiroは、駅でいっぱいお菓子を食べて、元気になりました。
よかった。音符

2009年02月19日

CSII(インスリンポンプ)の止め方

2月4日に書きこみした、インスリンポンプの止め方、わかりました!
Nさんからメール頂きました。ありがとうございます。電球

やり方は、

?数字が動いてるままACTを押すと画面表示の2列目に、suspend(サスペンド)の表示が出てくる。
?suspendを選択して、さらにACTを押す。

これで止まります。
後はもう一度ACTで通常画面に戻ります。
足りなかった分は、そこで追加すればOKです。

ただ、どこまで入れてサスペンドしたかは、自分で覚えていないといけないようです。つまり、初めに0.3入れたところで上記操作をしたなら、すでに0.3までは入ったということです。
bolus履歴には、誤って指示した数値しか残されないです。

そうかあ、やっぱりできたんだ。
そうだよね。
時間で、bolus量も設定できる賢いあのポンプ様が、そんなおバカアウトなわけないよね。

あ、知らなかった私が、単におバカなだけ?す、すみません。

でもこれでちょっと安心。
Nさん、ありがとうございましたドキドキ小

2009年02月17日

久しぶりのH iです

最近、夕食後の血糖が高めで、インスリン量をじわじわ増やしています。
それもあって、夜0時頃に必ず、血糖測定しています。

2月14日、この日は、久々の高血糖。深夜1時45分、なんと、Hiびっくり
「Hi」というのは、血糖500以上の意味の表示です。ああー、なんでだ?
まあ、夕食のご飯の量は、半端じゃないんだけどね。ごはん

知ってか知らずか、当の本人はすやすやと寝息を立てています。
夜中の高血糖が怖いので、夜だけオムツにしているのですが、案の定ぐっしょりです。
(一般に、高血糖のときは、尿の量が増えます。)

暗闇で、その寝顔を見ていると、発病した時のことがちらりと頭をよぎります。

冬来たりなば 春遠からじ (イギリス人詩人シェリー)

とは言うものの、また季節は巡りて、冬来たる。
夜中の静寂とともに、寒さが深々と身にしみます。



・・・・・・。
それでもまた、明日は来ます。
太陽の明るい光を浴びると、少しずつまた元気が出てきます。
暦の上では立春を過ぎ、公園の桜の木々も、春に向かってゆっくり準備していることでしょう。

岩ばしる 垂水の上の さ蕨の 萌え出づる春に なりにけるかも
                         (志貴皇子 万葉集)

春は、もうすぐそこです。



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